キムチダイエットを知っていますか?女優の深田恭子が実践したダイエットで、
痩せた他に肌も綺麗になったという事で注目を集めているダイエット方法です。
韓国アイドルが、スタイルや肌が綺麗なのはキムチを食べているからだそうです。
今回は、キムチダイエットのやり方や効果などについて紹介します。
目次
キムチダイエットとは?
キムチダイエットとは、キムチを普段の食事に取り入れて代謝向上や便秘解消などにより痩せるダイエット法です。
キムチとは
本場の韓国のキムチは、
白菜などの野菜とキムチの辛さの元になるヤンニョムという調味料を
4~5日以上一緒に漬けて発酵させて作られます。
日本で売られているキムチは、日本人が食べやすいようにキムチ風味に作られているので、
正確には発酵食品ではなく漬物状態です。
キムチは、発酵食品なので多くの乳酸菌を含んでおり、乳酸菌が多いと言われている納豆やヨーグルトより多いです。乳酸菌を摂るならヨーグルトや納豆よりキムチを食べた方がいいですね。
そのままキムチを食べても良いですが、納豆と一緒に食べると納豆に含まれている納豆菌とキムチの乳酸菌効果により腸内環境が整えられて、体内の乳酸菌も増えます。
また、乳酸菌でも乳酸菌の中で最強の「ラクトバチルス」は、
胃酸に強いので溶かされる事無く生きたまま腸に届きます。
生きたまま腸に届いたら、善玉菌の「ビフィジス菌」を増やし、
悪玉菌を住みにくくする環境に整えてくれます。頻繁に便秘になる人にはおススメですね。
キムチダイエットが良いワケ
キムチがダイエットに良いと言われている理由は、
キムチに含まれている効果がダイエットに効果的だからです。
キムチに含まれている効果について紹介します。
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① 便秘解消・腸内環境を整える
キムチは、納豆やヨーグルトより乳酸菌が豊富なので、腸内環境を整え、便秘解消効果があります。
キムチに使われる白菜にも食物繊維が含まれており、
善玉菌を増やし乳酸菌を更に強くする働きがあります。
乳酸菌と食物繊維の効果により不要な老廃物の排出を促すことができるので、ダイエットに効果的です。
② 代謝向上・血行促進
乳酸菌は、血行促進・代謝を向上させる効果があります。
キムチの辛さの元になるカプサイシンにはアドレナリンの分泌を促す働きがあるので、内臓脂肪を燃やし代謝を向上させます。
また、血行促進効果もあるので、
冷え性の改善や免疫力を高める効果もあります。辛い鍋を食べた後は、
体ポカポカしますよね?カプサイシンにより、血行が促進されている証拠です。
③ 脂肪燃焼促進
乳酸菌やカプサイシンは脂肪燃焼を促進する効果もあります。
脂肪燃焼促進は肥満予防にも良く、特に肥満体質(太りやすい方)の方に効果的です。
太りやすい人は基礎代謝が低いことが原因で、脂肪が中々燃焼されにくく太ってしまいます。
しかし、カプサイシンの効果により代謝向上→脂肪燃焼促進となり痩せやすい体になります。
④ たんぱく質の分解を促す
キムチは野菜を主に使うので、野菜に含まれているビタミンB群が豊富です。
ビタミンB群でもたんぱく質の分解を促す働きがあるビタミンB6が豊富なので、
筋肉の生成に必要不可欠なたんぱく質を吸収しやすくします。
それにより筋トレなどで鍛えられた筋肉が更につきやすくなり、代謝・脂肪燃焼効果が高まります。
キムチダイエットのやり方
キムチダイエットのやり方は、1日3食の食事にキムチを取り入れるだけです。
毎日食べ続ける事で、キムチダイエットの効果が高まります。
キムチを食べるタイミングは、いつでも良いですがダイエット効果を高めたい場合は朝か夕食の食前に食べる事です。
食前に食べる事でキムチに含まれている食物繊維により満腹感を得られ食べすぎ防止の他に、
脂肪燃焼効果により食べた分を燃焼してくれます。
朝食に食べれば、カプサイシン効果により1日中代謝向上が続き、
夕食に食べれば就寝中に腸内環境が整えられ、便秘が改善されます。
同じ乳酸菌を持つ納豆と一緒に食べると、更に代謝向上・血行促進・便秘解消効果が高まります。
キムチの食べる量と1日に食べる量
一日に食べるキムチの量は、50g(小皿一杯分)を目安に食べましょう。カプサイシンが含まれているので、食べ過ぎると胃痛や下痢、高血圧や浮腫みなどの原因になるので、食べ過ぎないように。
キムチの無理なく続く簡単レシピ3選
キムチダイエットを飽きることなく続けられる簡単レシピを紹介します。
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① 納豆キムチ冷やっこ
豆腐にキムチと納豆を乗せたレシピで、
納豆とキムチのダブル乳酸菌+豆腐のたんぱく質により白米の代わりになります。
② キムチ×もやし×白滝のソーメン風
タレ(酢(大さじ3)砂糖・はちみつ(大さじ1)醤油・胡麻油(大さじ2)からし・塩(小さじ1)を混ぜ合わせておき、白滝(1袋)ともやし(1袋)を軽く茹でたら水気を切り、キムチ・タレと混ぜ合わせたら完成。
③ タコのキムチ炒め
タコは低脂肪・高タンパク、糖質や脂質の分解を助ける働きがあるのでダイエットに最適な食材です。
スーパーで売られているタコとキムチを軽く炒めるだけです。お好みでネギなどを入れても美味しいです。
市販のキムチで大丈夫?
スーパーで売られているキムチは、発酵されている物とそうでないキムチが売られています。
本場韓国の発酵キムチは、辛さや酸味が強いので日本人の舌に合わない事があるので、
日本人の舌に合うように浅漬けしたキムチがあります。
発酵されていないので乳酸菌もないですから、キムチダイエットには向いていません。
パッケージに「アルンちゃんマークがついているキムチ」「韓国製法のキムチ」「韓国直輸入のキムチ」と書かれているキムチを選びましょう。
しかし、中には韓国製法/直輸入のキムチと表記されていても、
日本国内で製造されている物もあるので、韓国商品輸入専門店などで買った方が確実ですね。
市販の おすすめキムチ3選
市販のおススメキムチを3つ紹介します。
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① 徳用 宗家(チョンカ)キムチ
発酵されているキムチで、日が経つにつれて更に発酵が進みキムチ特有の酸味が強まってきます。
② ドンガンキムチ
韓国でキムチの生産が盛んな「江原道(カンウォンド)」で生産されているキムチで、本格はキムチとして人気が高いです。
③ ハンウル
化学調味料を一切使っていない無添加のキムチとして国際的に認められているキムチで、
切れ味の良い辛口味です。韓国本場のキムチを食べたいけど衛生や安全面で心配な人におススメです。
キムチダイエットで失敗例と注意点
キムチは、塩分やカプサイシン等の香料が多く含まれているので、
注意して食べないと下痢や胃痛など体調不良に陥るリスクがあります。キムチダイエットの注意点を紹介します。
注意点
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① 浅漬けタイプのキムチは食べない
スーパーで売られているキムチは日本人向けに作られている物が多く、
発酵食品というより浅漬けタイプのキムチなのでキムチダイエットにはなりません。
食べるなら本場韓国のキムチに近い発酵されているキムチを選びましょう。
韓国食品を輸入する専門店などで買った方が確実ですね。
② 一度に大量に食べない
キムチはカプサイシンが含まれているので、一度に大量に食べてしまうと胃を刺激してしまうので、
子供や辛い物が苦手な方は避けるか、少量ずつ食べるように注意しましょう。
③ 白米の食べ過ぎに注意
また、カプサイシンは食欲増進効果もあるので、
白米を食べ過ぎてしまう可能性があるので食べ過ぎに注意です。
④ 加熱しない
キムチに含まれている乳酸菌は熱に弱く、
加熱すると菌が死滅してしまうので加熱せずにそのまま食べるのがおススメです。
⑤ 食べ過ぎない
キムチには、大量の塩分が使われているので、
食べ過ぎると塩分過多となります。50g(小皿1杯分)を目安に食べましょう。
50g以上食べると塩分過多となり、浮腫みや高血圧、
下痢などの体調不良の原因になるので注意してください。
キムチのダイエット以外で効果的な身体の変化
キムチダイエットでダイエット以外の効果を紹介します。
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① アンチエイジング
キムチには美容効果のあるビタミンB2やβカロテンが豊富に含まれています。
ビタミンB2が不足すると口内炎や肌荒れが起きやすくなるので、女性にとっては積極的に摂取が必要な栄養素です。
また、βカロテンは身体の老化現象を止める作用を持つ抗酸化作用を持っており、
アンチエイジングに欠かせない栄養素でもあります。
② 免疫力アップ
腸には約7割の免疫細胞が存在しており、
キムチに含まれる乳酸菌で腸内環境を整え善玉菌を増やすことで、
免疫力アップが期待できます。
③ 寝つきが良くなる
人間は、入眠しやすいように就寝前に体温が1度下がるようになっています。
就寝2時間前までにキムチを食べる事で、
キムチの香料であるカプサイシンの効果によりアドレナリンが分泌され体温が上がります。
そして、就寝時間の頃には体温が下がって入眠しやすくなっている状態です。
ただ、就寝直前に食べるのはNGです。食べてすぐに寝てしまうと、
消化不良の原因になるので就寝時間の2~3時間前までに食べるようにしましょう。
キムチダイエットの口コミや体験談
キムチダイエットの良い口コミと失敗した口コミを紹介します。
良い口コミ
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「夕食に食べるようになってから3日経って2キロ減った」
「納豆とキムチを食べ始めたら、排便が毎日続き気分爽快、5カ月で6キロ減った」
「友人から勧められて始めたら、1か月で2キロ減った」
「キムチ納豆+混ぜご飯を毎日1食続けていたら、空腹感を感じることなく続けられた」
「キムチの乳酸菌効果のおかげで便秘が解消され、3か月で4キロ減った」
「カプサイシン効果で寝つきが良くなり。肌荒れも改善した」
「今も継続しているがリバウンドもなく産前と変わらないお腹に戻す事が出来て良かった」
「キムチ納豆冷ややっこは食べごたえがあり、飽きることなく続けられて1か月で3キロ減った」
「キムチダイエットとウォーキングを並行して3か月で2キロ減った」
失敗の口コミ
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「納豆とキムチの組み合わせが美味しすぎてご飯を食べ過ぎてしまい、逆にダイエット効果なし」
「毎日キムチを食べる事に飽きてしまい、長続きしなかった」
「そもそもキムチ自体好きでなかった」
良い口コミと失敗した口コミを比べると、良い口コミの数が圧倒的に多いです。
失敗した口コミは、飽きたりキムチ自体好きでなかったりと好みも問題による感じですね。
まとめ
毎食決められた量のキムチを食べるだけという方法ですが、
キムチはご飯が進んでしまう食べ物なので、ついついご飯を食べ過ぎてしまう事があります。
しかし、そこでご飯を食べるか食べないかでダイエットの成功も分かれます。
食べ過ぎ要素があるキムチですが、ダイエット効果は大きいので食べ過ぎや空腹感を我慢して続けられれば、
確実に減量に成功します。
美容に敏感な韓国アイドルが実践している程のダイエット法ですから、
一度試してみてはいかがでしょうか?
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