猫あるあるで、愛猫がトイレ以外の場所でトイレをしたことはありませんか?
猫は砂や土など排泄物を隠せる場所があればそこで自然と排泄をする習性をもっているので、
家猫なら猫用トイレで排泄します。
しかし、突然トイレ以外の場所でうんちをした場合は、
何かきっかけや病気の可能性が考えられます。理由なしにうんちを失敗するわけありません。
今回は、愛猫がトイレ以外でうんちしてしまう原因や対処法を紹介します。
目次
猫がトイレ以外でうんちをしてしまう原因
猫がトイレ以外でうんちをしてしまう原因を紹介します。
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① 高齢による筋力の低下
高齢による足腰の筋力の低下で、トイレに着く前に漏らしてしまうことがあります。
② 尻尾の外傷
猫の尻尾を引っ張ったり、踏んでしてしまうと、
尻尾に通っている神経を傷つけてしまい、
下半身麻痺や歩行障害などの後遺症を残す可能性があります。
③ 椎間板ヘルニアや骨盤の損傷
椎間板ヘルニアや骨盤の損傷により肛門の筋力が低下し、
腸に溜まったうんちを維持できずに失禁してしまう事があります。
④ トイレを気に入ってない
トイレの大きさや設置場所が猫に気に入られていないと、
トイレ以外の場所でうんちをしてしまいます。
猫は繊細で綺麗好きですから、人目が多い場所ではトイレしたくないでしょう。
人間も人前でトイレしたくないですよね?それと同じ感覚です。
⑤ トイレの場所を覚えていない
子猫時代にトイレの場所を覚えられなかったり、
高齢化による認知機能の低下でトイレの場所を忘れてしまい、漏らしてしまう事もあります。
⑥ 分離不安やストレス・生活の変化
猫はマイペースですが繊細な一面もあります。
特に飼い主への依存が強い子は飼い主と少しの間だけ離れていても
極度の不安やストレスを感じて粗相してしまうことがあります。
また、引っ越しや家族のメンバーが増えるなどちょっとした変化にも
敏感に反応しストレスとなって粗相をしてしまうことも。
⑦ トイレが汚れている
猫は綺麗好きですから、
トイレが汚れたままだとトイレ以外の場所でしてしまうので常に綺麗にしておく必要があります。
おトイレ以外で排泄してしまう解決策
トイレ以外で排泄してしまう解決策を紹介します。
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① 子猫の時にトイレの場所を教える
猫は生まれつき砂や土など排泄物を隠せる場所で排泄する習性が備わっているので、
教えなくても自然とトイレの場所を覚えます。
子猫の時は、生まれたてで完全にトイレの場所を覚えきれていない状態なので
トイレ以外でうんちしてしまうことがあります。
子猫の時からトイレの場所を覚えてもらえるように子猫をトイレに連れていく、
猫砂を使うように誘導することで、トイレを排泄場所と認識してくれます。
② 静かで人目がない場所にトイレを置く
猫は薄暗く静かなところを好みます。そのため、音に敏感なので、
人目が多い場所にトイレを設置すると落ち着くことができず、静かな場所を求めてトイレ以外の場所で粗相してしまいます。
別室に置く等なるべく静かな場所に置きましょう。
③ 体格に合ったサイズのトイレを選ぶ
猫の大きさに合っていないトイレでは、狭いと感じてトイレ以外の場所で粗相するようになります。
体の大きさより1.5倍のサイズが理想のトイレのサイズとされています。
座る・砂をかける時に余裕で方向転換できるサイズのトイレを選びましょう。
④ 常に清潔にしておく
猫は綺麗好きなので、トイレに排泄物や臭いが残っていると
トイレを避けてトイレ以外の場所でするようになります。
常にトイレを清潔にしておくことが大事です。
臭いに関しては、1ヶ月に1回のペースで洗って臭いを消すか、
ニオイ消しスプレーをかけるなどするといいです。
⑤ トイレの数を増やす
常にトイレを綺麗にしていても、仕事などで留守にしている間は掃除ができません。
そうなると、トイレが汚れたままの状態になるので、猫の数より2個以上を置くといいです。
⑥ トイレ以外の場所で粗相しても絶対怒らない
猫がトイレ以外の場所で粗相しても、絶対に怒らないでください。
粗相した時に怒ってしまうと「トイレをすると怒られる」と認識して、トイレを我慢するようになります。
そうなると、泌尿器系の病気にかかってしまう危険性があります。
トイレ以外の場所で粗相した際は、怒らず静かに片づけましょう。
おトイレチェックポイント
トイレで排泄してもらうには、常にトイレ環境を整えておくことが大事です。
いつでもトイレを使えるように、何を確認しておくべきかトイレのチェックポイントを紹介します。
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① トイレの度に掃除しているか
② 常に綺麗か
③ トイレの数は猫の頭数より多くあるか。
④ 静かで人目がない場所に置いているか
⑤ 余裕のあるトイレサイズか
⑥ 屋根つきのトイレか
⑦ 食事や休憩場所からある程度離れているか
これらのチェックポイントを参考に、
猫のトイレ状況を把握し愛猫がストレスなくトイレできるようにトイレ環境を整える事が大事です。
おトイレの選び方
トイレの形が猫の体格に合っていないと、
猫はトイレがしづらく感じトイレ以外の場所で粗相してしまうので、
トイレ選びはきちんとした方がいいです。
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① システムトイレ
システムトイレは、トイレの下に敷いてあるスノコの下におしっこが流れていくので、
頻繁に片付けしなくて済み、綺麗な状態でトイレを使うことができます。
頻繁な留守番や多頭飼いにおすすめです。
臭いは専用の消臭シートを使えば臭いを抑えることができます。
② 猫砂だけのトイレ
猫砂だけのトイレは、砂を交換するだけなのでお手入れが簡単です。
③ ドームタイプのトイレ
ドームタイプのトイレは中が見えにくく、見た目がトイレという感じがありません。
また、ドームタイプなので中も薄暗く周囲から見えないので猫も安心してトイレできます。
また、猫砂も飛び散りにくい・臭いも広がらないので掃除も楽です。
多頭飼いの時のトイレの数は?
多頭飼いの場合、他の猫がトイレを邪魔することがあります。
そうなると気になってしまいトイレを我慢するか、
別の場所でトイレをしてしまうようになるのでトイレを分けるか数を増やした方がいいです。
多頭飼いの時のトイレの数は、猫の数に+1~2個でトイレを置いた方がいいです。一匹に対して1~2個のトイレが理想です。
まとめ
猫はマイペースですが、繊細なのでちょっとした環境変化にも
敏感に反応しストレスとなってしまいます。
猫や犬などの動物のストレスは、
すぐに健康面に表れるので飼い主はノーストレスな生活環境を整えてあげなければなりません。
というかそれが飼い主の役目です。
愛猫がトイレ以外の場所で粗相してしまうのは、必ず理由があります。
いたずらなど思い付きで粗相しないので、絶対に怒らないでください。
粗相する事が多くなった方や猫を迎え入れたいと思っている方は、
最初にトイレ事情について知っておいた方がいいです。
トイレについて知りたい時は、今回紹介した内容を読んでみてください。
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