台湾カステラ簡単レシピ・簡単ふわふわ食感に感激!

近年、タピオカなど台湾スイーツが日本中で人気になっていますね。今もなおタピオカドリンクは人気急上昇中ですが、最近、注目を集めているスイーツがあります。

それは、「台湾カステラ」というものです。カステラでも日本と台湾のカステラはどう違うのでしょうかね?

今回は、台湾カステラの作り方や日本のカステラとの違いなどについて紹介します。

目次

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台湾カステラとは?

カステラ

台湾カステラは、台湾の淡水名物の「現烤蛋糕(シェンカォウダンゴウ)」=「焼きたてのケーキ」という意味で、ふわふわプルプルシュワシュワとした軽い食感が特徴のカステラです。

日本のカステラは、全体的にずっしりと固まっている感じですが、台湾カステラは軽さをイメージしたスイーツですね。

大きさも日本のカステラより一回り大きいサイズです。変わった食感の他に、時間が経過する事でふわふわ→プルプル→シュワシュワと食感が変わっていくようです。

台湾カステラと日本のカステラの違いは、食感・作り方が違うらしいです。

日本のカステラは、材料にはちみつ(水飴)とざらめ糖が使われています。反対に台湾カステラは、小麦粉・卵・砂糖・油・牛乳というシフォンケーキの材料と同じ材料で作られています。

作り方も卵白を泡立ててメレンゲにするのもシフォンケーキと同じですが、焼く工程がシフォンケーキと異なります。

台湾カステラを焼く際に、湯煎焼きをします。
*湯煎焼き:トレイにお湯を張り、ケーキを置いてオーブンで蒸しながら焼くこと。

シフォンケーキだと内側も外側も焼いているので乾燥している感じになっていますよね。

台湾カステラは、湯煎焼きをすることで、ふわふわでしっとりとした食感になります。

台湾カステラは、味も日本と違い甘みが強すぎないので、アレンジしやすく違う美味しさを楽しめます。

台湾カステラ簡単レシピ

台湾カステラ

台湾カステラの簡単レシピを紹介します。

材料・道具・手順

道具

    スクエア型(18cm)
    ホイッパー
    ハンドミキサー
    ボウル
    ヘラ
    湯せん焼き用バット
    クッキングシート
    布巾

材料

    18㎝角型1台分の材料を用意します。

    太白胡麻油(植物油)…70g
    薄力粉…95g
    牛乳…85g
    卵…6個
    グラニュー糖…100g

手順

    下準備
    作る直前まで冷蔵庫で冷やしておいた卵を卵白と卵黄に分け、卵白は冷蔵庫で冷やしておく
    型にクッキングシートを敷いておく
    湯せん用の湯を沸かしておく
    薄力粉をふるっておく

    作り方
    ゴマ油をボウルに入れ、ボウルより小さいフライパンに水を入れごま油を入れたボウルを重ねて80℃まで温める
                     ↓
    ごま油が入ったボウルを湯煎から出し、事前にふるっておいた薄力粉を一気に入れて泡だて器で粉っぽさがなくなるまで混ぜる
    *混ぜすぎると粘り気が出てしまうので、粉っぽさが消えたら混ぜるのをやめる
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    40℃に温めておいた牛乳を2回に分けて入れ度に泡だて器で混ぜる
                     ↓
    牛乳と混ざり合ったら卵黄を溶きほぐし3回に分けて入れて、泡だて器でなめらかになるまで混ぜる(卵黄生地の完成)
    *牛乳と卵黄を数回に分けて入れる事で、生地がなじみやすくなる
                     ↓
    大き目のボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーで15秒攪拌させ、砂糖を1/3加えてメレンゲになるまで泡立てる
                     ↓
    卵黄生地に先ほど泡立てたメレンゲを1/3加えて泡立て器でさっと混ぜてさらに1/3量のメレンゲを加えてよく混ぜる
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    残ったメレンゲを卵黄生地に一気に入れて、ホイッパーで持ち上げるようにムラがなくなるまで混ぜたら台湾カステラ生地の完成
    *メレンゲを数回に分けて加える事で、メレンゲの泡をつぶさずに混ぜ合わせることができる
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    オーブンシートかクッキングシートを敷いた型にカステラ生地を高い位置から一気に流しいれる
                     ↓
    生地を流し入れたら、生地の表面をならすように型の底をテーブルに2~3回軽く打ち付けて生地内ある空気を抜く
                     ↓
    湯煎焼き用バットに布巾を敷き、バットの1/3まで50℃のお湯を入れる
    *浅いバットだとオーブンに移動する際にお湯がこぼれてしまうので、オーブンに入れてからお湯を注ぐと安全
                     ↓
    150~160℃に温めたオーブンで、50~60分湯煎焼きする
                     ↓
    焼いている途中で、カステラの表面に焼き色がついているか10分おきに確かめ、焦げそうだったらアルミホイル被せる
                     ↓
    50~60分焼いたら、竹串を刺して生地がついてなければ焼き上がり完成、生地が付いている場合、さらに10分焼く
                     ↓
    焼けたらすぐに型から外して、クッキングシートの横紙を剥がして完成

    *焼きたてを食べる場合:クッキングシートを剥がして、好みの大きさにカットして食べる
    *粗熱を取って食べる場合:ケーキクーラーなどにおいて30分程、室温に置き膨らみがしぼんだら、シートを剥がして好みの大きさにカットして食べる
    *冷蔵庫で冷やして食べる場合:カットしたカステラにラップをふんわりとかけて冷蔵庫でひと晩以上冷やす

提供:yuyakaman 平凡サラリーマンの日常

炊飯器でも簡単にふわふわ食感に調理できる

台湾カステラは、炊飯器でも作る事ができます。

カステラ生地の作り方は、オーブンで作るのと同じです。生地ができたら、レンジ(600W)で3分加熱させた油を炊飯器の内釜に塗って、生地を流し込み通常炊飯モードで炊けば完成です。

台湾カステラ失敗する例

台湾カステラの失敗例というと、表面が割れたり、型から出した時にしぼんだりします。

表面が割れる/しぼむ原因

    卵白の泡立てすぎ
    卵白の泡が大きいまま焼くと泡に含まれている空気が大きく膨らんでしまい、焼けた後に冷めると抜けた空気の重みに耐えられずに割れたりしぼんだりします。

    湯煎の温度が高すぎる
    湯煎の温度が高すぎると、焼く際は空気が膨張してちゃんと膨らみますが、冷めると空気が抜けてしぼみます。湯煎の温度は、50~80℃が適しています。

    焼き時間が短い
    オーブンの種類により焼き時間が異なります。

    電気オーブンの場合、レンジ内での熱の周りが一定方向なので焼き時間を長くしないと、しっかりと生地が焼けません。

    レンジ内の温度が低くなりやすいので、焼く温度よりも20~40℃高めに余熱した方がいいですね。(例:160℃で焼く場合、+20~40℃加えるので180~200℃に設定する)

    予熱温度になっても15分は放置しレンジ内をしっかりと温めておきましょう。

    ガスオーブンの場合、火の回りが早いので、適宜カステラの様子を見ながら焼き時間を調節したほうがいいです。

    オーブンの下火と横からの熱が強すぎる
    オーブンの下火と横からの熱が強すぎると急激に生地が温められます。結果、生地の下が膨らみ、焼けていない表面を破り割れてしまいます。

    型の底と側面に熱が伝わらないように遮熱用のコピー用紙と段ボールを用意します。

    生地を入れる前に、底と側面に取り付ける事で、表面の割れを防ぐことができます。

完成後はどの位日持ちする?

カステラ

台湾カステラは、常温で1日、冷蔵保管で3日間日持ちするそうです。3日以上保存したい場合は、一切れずつラップで包んで保存袋に入れば2週間は保存可能です。

手作りの場合、しっかりと粗熱を取ってから一切れずつラップに包んで冷凍しましょう。

台湾カステラのお取り寄せ人気ベスト3

カステラ

台湾カステラのお取り寄せ店は、日本で2店舗しかありません。他は、通販サイトやコンビニで購入できます。

2店舗しかない台湾カステラの取り扱い専門店

    新カステラ
    東京都の高円寺にある日本初の台湾カステラの専門店です。店舗では、ノーマルや生クリーム入り、日替わりなど様々な台湾カステラがあります。

    通販も行っており、4種類の台湾カステラが取り扱われています。
    プレーンとプレーンの生クリーム入りカステラ、月ごとの限定味プレーンと生クリーム入りがあります。

    送料は、北海道・九州で1,340円、沖縄で1,640円、関東⇨で940円、市の他の地域で 1,040円以上がかかります。

    注文する際も、2個以上買わないと購入できません。支払方法もクレジット対応していないので、代引きで300~1000円掛かります。

    他の店では、台湾カステラでもしっとり系や変わり種など様々な台湾カステラが売られています。

    高円寺の店は、種類は豊富ではないですが、元祖の台湾カステラに近いふわふわ・プルプル感を味わえる店です。

    送料や支払い方法などは、少し高いですが元祖の台湾カステラを食べたいという方は、購入してみるのもいいですよ。

    台湾甜商店(たいわんてんしょうてん)
    関東・関西中心に四国・九州にある台湾カステラ専門店です。

    この店では、しっとり系のカステラが売られており、調理工程の中で、一晩冷蔵庫で寝かせているので柔らかく軽い食感が特徴です。

    台湾カステラと日本のカステラの中間の味と食感ですね。

    種類もプレーンと生クリーム入りの2種類で、通常の台湾カステラより少し小ぶりのサイズです。

    送料は、北陸・東海・近畿・中国地方で1,060円、関東・信越地方・四国・九州で1,140円
    東北で1,300円、北海道・沖縄県で1,620円です。

    送料は高いですが、サイズが小ぶりサイズなので、試し買いしたい人におススメです。

    ③ 北海道香熟パン 極み
    こちらの店の社長が有名パティシエで、台湾の有名菓子店の顧問でもあるので台湾カステラブームに乗って店でカステラを出したそうです。

    冷凍品ですが、解凍しても台湾カステラ特有のプルプル食感が味わえます。

まとめ

カステラ

台湾カステラの購入・作るのを検討している方は、今回紹介したことを参考にしてみてください。

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