韓国で流行っている小豆水ダイエットはお手軽なダイエット方法です
簡単なのに効果が出ると噂になっております。
小豆と聞くとお汁粉やぜんざいを思い浮かべる人がほとんどでしょう。
日本では小豆は、甘味のイメージがあるのでダイエットに効果的とは思えないと思います。
BIG BANGのTOPやf(x)のビクトリアが実践した「小豆水ダイエット」。
美容大国ある韓国ではむしろ、小豆を使ったダイエットがブームになっています。
今回は、小豆を使ったダイエット「小豆水ダイエット」について紹介します。
目次
小豆水ダイエットとは
小豆水ダイエットとは、小豆のゆで汁を冷やして食前に飲むダイエット方法です。小豆水を食事として置き換えるのではなく、食事に小豆水を加える感じです。
日本人にとって小豆は甘味のイメージがあるので、「ゆで汁でもカロリーがあるんじゃないの?」と思う人もいると思います。
しかし、小豆を茹でる際に砂糖など甘味料を加えないので、小豆本来の甘みしか出ません。
また、茹でた小豆をではなく茹でた小豆から出た汁のみを飲むので、カロリーは0kcalとなります。
食前に飲むとはいえ飲んだことでカロリーオーバーになりません。
小豆水ダイエットはなぜ痩せる
小豆水がダイエットに効果的だと言われるのは、小豆に含まれる成分が関係しています。小豆水ダイエットがもたらす効果について紹介します。
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① ポリフェノール
ポリフェノールが豊富に含まれており、赤ワインより多いです。
ポリフェノールは、加齢により減っていく活性酵素を増やし、老化現象を減少させるアンチエイジング効果や脂肪燃焼・血糖値の上昇を抑える働きがあります。
食事前に小豆水を飲むことで、糖質による血糖値の上昇を抑えて、脂肪の蓄積を防げます。
② サポニン
余分な脂肪を体外に排出する働きがあり食前に小豆水を飲むことで、余分な脂肪の蓄積を防げます。
揚げ物など脂っこいものを食べた時も脂肪として吸収される前に、体外に排出されるように促されます。
③ ビタミンB
代謝活動を促し、痩せやすい体になります。特に、ビタミン群は熱で栄養素が溶け出るので煮た小豆を食べるよりゆで汁を飲んだ方が効果的です。
④ カリウム
体の余分な水分を排出する働きがあるので、浮腫み解消効果があります。浮腫みがあるということは、血行の流れも悪いという事なのでスムーズに代謝ができていません。
カリウムにより余分な水分を排出する事で血行・代謝の促進になります。
これらの成分が含まれている小豆水を毎日食前に飲むことで、痩せやすい体になるというわけですね。
小豆水の作り方は簡単
小豆水の作り方は簡単です。
鍋に小豆60gと水900ccを入れて強火にかけ、沸騰したら30分煮てザルでこせば完成です。
*沸騰させる際に吹きこぼれないように注意しましょう。
小豆水の栄養分
小豆水の栄養分は以下の通りです。
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① 食物繊維
食物繊維は腸内環境を整えて、便秘解消や老廃物の排出を促す働きがあります。ダイエット中に腸内環境が悪いと、老廃物が体内に溜まってしまい健康・精神・美容面に悪影響を与えるので、ダイエット中に食物繊維を摂る事は重要です。
② タンパク質
タンパク質は、筋肉や髪・血液など人間の身体を構成する上で重要です。ダイエット中は痩せたい一心で極度の食事制限や運動をしがちになり、タンパク質不足になることがあります。
タンパク質不足になると、血液不足などに陥り体に栄養を行きわたらせることができなくなり、健康に支障をきたしてしまいます。
③ ポリフェノール
ポリフェノールには、脂肪燃焼の他にシワなどの原因になる紫外線やストレスを増やす活性酵素を減少させる抗酸化作用があります。
小豆水を飲むことで、ダイエット効果の他にアンチエイジング効果も得られるということですね。
④ 鉄分
鉄分は血液の生成や酸素を体全体に運ぶなど健康を維持するうえで重要な栄養素です。
特に、女性は生理や妊娠などで血液の減少量が多いため、鉄分不足になりやすいです。サプリメントなどで鉄分を補う手もありますが、サプリメントは補助食品なので、減少した分全てを補えるわけではなりません。
その点、小豆水は食事を通して鉄分の他に他の栄養素も摂取できるので、鉄分不足の際は小豆水がおススメです。
⑤ カリウム
カリウムには利尿作用があり、体内の不要な水分を排出します。不要な水分の排出を促す働きにより、体の浸透圧が一定になり高血圧の予防や浮腫みの解消になります。
残った小豆の使用方法
小豆水で残った小豆にも多くの栄養が含まれているので、捨てるのはもったいないです。小豆水で残った小豆の使い道を紹介します。
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① ヨーグルトに入れる
無糖のヨーグルトに残った小豆を入れれば小豆の食感を楽しめます。また、小豆には食物繊維が含まれているので、ヨーグルトの乳酸菌と食物繊維効果で腸内環境を更によくする事ができます。
② おにぎりにする
ご飯と小豆、少量の塩を加えておにぎりにすれば、赤飯おにぎりになります。小豆には血糖値上昇を抑えるポリフェノールが含まれているので、白米の血糖値上昇を抑えてくれます。
③ 食事のおかずに加える
食事の際に。おかずに小豆を加えることで自然と小豆の栄養が摂れます。サラダやおひたしなど小豆自体甘さが濃いわけではないので、「小豆の味だ」と気づくことはないでしょう。
④ そのまま食べる
小豆がしっかりと柔らかくなっていたら、そのまま食べる手もあります。小腹が空いた時などにおススメです。
⑤ あんこを作る
残った小豆であんこを作っておけば、パンなどに乗せて食べるのもいいです。パンも普通の食パンではなく、全粒粉のパンなどダイエット向きのパンにするなどの工夫をしましょう。
小豆水ダイエットはどの位から痩せる
小豆水ダイエットを始めていつ頃から痩せ始めるかについては、分かっていません。
ただ、小豆水ダイエットを始めて、5日で1.5㎏、1週間で3㎏痩せたとの口コミがあります。
効果がでるのは個人差がありますが、正しいやり方できちんと行っていれば早く効果がでるでしょう。
小豆水ダイエットのやり方
小豆水ダイエットのやり方は、小豆のゆで汁を食前30分以内にコップ一杯分(180~200ml)飲むだけです。
食前に飲むだけなので簡単だと思うかもしれませんが、注意点もあります。
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① 1日5杯まで
小豆水は食前以外に小腹空いた時にも飲んでいいですが、1日3食の食事分も合わせて5杯までにしましょう。
小豆には食物繊維が豊富に含まれているので、5杯以上飲み過ぎると腸蠕動が活発になり過ぎて下痢や腹痛などを引き起こす可能性があるので、用量を守りましょう。
② 作り置きは、2日以内に飲み切る
小豆水を作り置きする際は、2日以内に飲み切る量を作るように。小豆水は傷みやすいので、2日以降の長期保存は難しいです。
③ 食事はきちんと摂る
小豆水ダイエットの効果を更に高めようと、食事を制限するのはNGです。
あくまで、小豆水は食事を摂る事でダイエット効果が成り立つ方法なので、小豆水だけを飲むだけの方法はダイエットの意味がありません。
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小豆水ダイエットのクチコミ
小豆水ダイエットの口コミを紹介します。
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「朝食と夕食の30分前に飲むことを続けたら、5日で1.4~5㎏痩せた」
「運動せず普通に食事をしただけなのに、1か月で2㎏痩せた」
「栄養バランスを考えて食事したのに、5日経っても痩せない」
「トイレの回数が増えて浮腫みが減った」
「しつこくなく香ばしくて飲みやすい」
「土のような味がして飲めなかった」
「小豆水を作るのが面倒で、1日で飽きてしまった」
「体重減少は見られなかったが、血糖値とコレステロール値は減った」
ダイエットに成功した人もいれば、小豆水の味や手間の問題で続けられなかった人もいるようですね。
小豆水のダイエット以外の効果
小豆水ダイエットは、ダイエット以外の効果もあります。
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① 利尿作用による浮腫み解消
小豆には利尿作用があるサポニン・カリウムが含まれており、カリウムの作用により体に溜まった余分な水分や老廃物の排出を促してくれます。
不要な毒素の排出を促してくれるデトックス効果があるということですね。デトックス効果により、浮腫みの解消にもなります。
② 動脈硬化予防
小豆水には、コレステロール・血糖値上昇の抑制効果があり、血糖値やコレステロール値が高い人の血液をサラサラにする効果があります。
それにより、動脈硬化や脳梗塞などの予防が期待できます。
③ アンチエイジング効果
老化の原因となる活性酵素を減らす抗酸化作用が含まれており、アンチエイジング効果が期待できます。
まとめ
日本人には馴染み深い小豆がダイエットに効果的だということを知っている人は少ないでしょう。
「小豆がダイエットに効果的って本当なの?」と疑心暗鬼になると思いますが、小豆はダイエットに効果的な栄養素が豊富な食材なのです。
和菓子で使われている小豆は砂糖で甘くされていますが、小豆自体はそこまで甘くないです。
正しい方法で小豆水ダイエットを行えば、早くて5日で1㎏の減量に成功します。韓国で人気急上昇中のダイエット方法ですから効果は期待できるでしょう。
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