韓国チキンを知っていますか?韓国チキンは、韓国の国民食とも言われるほど韓国では定番チキンです。
世界的に店舗数が多いマクドナルドを超える数のチキン店が韓国には多く、社会問題化されるほどです。
今回は、韓国チキンと日本のチキンとの違いなどについて紹介します。
目次
韓国チキンとは?
韓国チキンとは、韓国の国民食と言われる程人気の鶏肉を使った韓国料理です。揚げ鶏にコチュジャンソースなど韓国のソースを絡めてあります。
韓国でのチキンは、日本と同じようにクリスマスなどの特別な日や飲み会などに食べる物として昔から好まれています。
韓国チキンが流行っているのはなぜ?
昔、日本にも韓国チキン屋がオープンした事がありますが、ほどなくして閉店してまっています。今では、韓国チキンを料理として出している店が少数です。
日本で韓国チキンが流行らなかったのは、日本のコンビニで売られているチキンが韓国チキンより種類が豊富だからです。
日本のコンビニチキンは、骨付きや骨なし、から揚げなど揚げ物類が豊富なので、味や種類が少ない韓国チキンは流行らなかったと言われています。
また、価格も安く一つ100円~200円前後で購入できるので、誰もが気軽に食べられます。
逆に、韓国チキンは、日本のコンビニより価格が高いので日本のコンビニチキンで慣れていた日本人には好まれなかったかもしれません。
見た目もチキンと雑に並べて提供していたので、「見た目が汚い」とネットでも話題になりました。
特に、日本人は見た目を気にするので、価格も高く見た目も汚かったら、誰だって食べたくないですし買いたくもなくなります。
日本では流行らなかった韓国チキンは、逆に韓国ではマクドナルドを超えるほどの店舗数がひしめいています。韓国の都市部に限らず、コンビニさえもない田舎にチキン屋があるほどです。
ここまで、チキン屋が多くなったのは、韓国の外食産業が関係しています。韓国では、普通を開く際に、少量の開業資金で簡単に開くことができます。
韓国は学歴社会ですから「就職できないなら、チキン屋で生計を立てよう」という考えに至る人が多く、結果、チキン屋の店舗数が多くなりました。
飲食店を開く際は事前準備を念入りに行うのが普通ですが、チキン屋は簡単な調理なので場所さえあれば事前準備が無くても開けます。
「調理が簡単で事前準備不要」「開業資金が少なくても開ける」ということから韓国ではチキン屋が大量にあります。
もはや、流行りというよりチキンが国民食と言う事とチキン屋で生計を立てるためだけに増え続けた結果、流行っているように見えているのではないでしょうか。
韓国チキンのチメクの意味
韓国チキンのチメクの意味は、チキンとビールを合わせた呼び方です。
韓国では、飲み会な度の際にビールに合うおつまみは、チキンと決まっておりチェーン店などに行っても、
チキンとビールの組チメク(チメッ)とは、チキン&ビールのこと。
ビールは韓国では「麦酒」という漢字をあて、「メクチュ(맥주)」と読みます。
つまりチキン&メクチュで「チメク」。チメクは韓国人の集まりでは定番のメニュー。
フライドチキンをおつまみにして、ビールを飲むのです。み合わせが多いです。
日本で流行ってる韓国チキンベスト5
日本で好まれている韓国チキンベスト5を紹介します。
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① グッネチキン
オーブンで焼いてあるのに、揚げたように衣がサクサクです。焼いてあるので、揚げたチキンよりヘルシーなので、揚げ物が苦手な人でも食べられます。
② キョチョンチキン
韓国からアメリカ・タイ・中国と世界進出をしたチキンで、鶏肉から香辛料の鮮度にこだわり、油を繰り返して使うのを禁止する程徹底しています。
醤油ベースのソースに付けてから揚げてあるので、ソースの味が深くチキンに詰まっています。
衣も普通の衣ではなく米粉を使っているので、サクサクの食感が特徴です。
③ サムソンサムトンチキン
揚げたてのチキンに、たっぷりのニンニクソースがかかっているチキンです。ニンニク特有の苦みと旨味が好きな方におススメです。
④ オリーブチキン
チキンをあげる際に使う油にオリーブオイルが使われており、脂っこくなくサクサクのチキンです。
チキンも鶏肉ではなく、ささみが使われているのでヘルシーです。
⑤ トゥルドゥルチキン
韓国全土に展開しているチキン屋でのチキンで、24時間熟成させた韓国産の鶏肉を漢方を配合したオリジナルパウダーで揚げてあります。
揚げる際も、サクサク、ふっくら・ジューシーに仕上がるように圧力フライヤーを使っています。
韓国チキンの作り方3種
韓国チキンの作り方を紹介します。
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① 手羽先を使った方法
材料
骨付き鶏(手羽先):300〜350g 天ぷら粉:80〜100g
下味調味料
塩:小さじ2/3 胡椒:小さじ1/3 おろしにんにく・しょうが:小さじ1/2 牛乳:50ml
作り方
まず、肉の下ごしらえをします。下ごしらえをしたら2時間〜半日漬け込む
下ごしらえ
味を染み込みやすくするために、手羽先の真ん中の骨の両脇に切れ込みを横に2か所入れる
↓
切込みを入れたら塩・胡椒・にんにく・しょうがしっかり揉みこんで、15分ほど寝かせる
↓
15分経ったら牛乳を入れて2時間〜半日漬け込む(牛乳に漬けこむことで、肉特有の臭みが取れて柔らかくなる)
下ごしらえをしたら、鶏肉を取り出さずにてんぷら粉に2/3入れてドロドロになるまで混ぜる
ドロドロになったら鶏肉を取り出して残りのてんぷら粉をまぶして、180度の油で二度揚げれば完成。二度てんぷら粉をつける事で、カリカリに仕上がる。
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② 手羽先と手羽元の方法
材料
手羽元:12本 手羽先:12本
下味調味料
塩コショウ:6回振る 顆粒ガラだし:大さじ1 酒:大さじ2 にんにく・しょうがチューブ:2センチ
ソース作り
市販のサンジャン・コチジャン:大さじ1 ケチャップ:大さじ1 酒:大さじ1/2
はちみつ:大さじ1 顆粒ガラだし:大さじ1/2 白すり胡麻:大さじ1
胡麻油:大さじ1/2 にんにくチューブ:2センチ
韓国フライドチキン粉:500g
水:適量
フライドチキン粉作り
小麦粉:250g 片栗粉:250g 塩コショウ:5回振る ターメリック:3回振る
揚げ油:適量
作り方
流水で手羽元と手羽先のヌメリを洗い取り、骨にそって2ヶ所切れ目を入れる
↓
切れ目を入れたらキッチンペーパーで水分を拭き取り、下味調味料で下味をつけて、1時間寝かせておく
↓
次に、ソースを作っておき、韓国フライドチキン粉で衣の準備をしておく
(韓国フライドチキン粉がない場合は、小麦粉などでフライドチキン粉を作る)
↓
韓国フライドチキン粉を500gの内300gと水を加えて、液状になるまで混ぜてとろみをつける。 残りの200gを別の容器に入れておく
↓
水で溶かした粉に手羽先・手羽元をしっかり絡めて、別の容器に入れておいた粉をまぶす
↓
揚げ油を160度に加熱し、5分揚げて5分放置する
↓
余熱で火を通し、180度の油で1分揚げれば完成
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③ 鶏モモ肉の方法
材料
鶏モモ肉:3枚
下味調味料
にんにくチューブ:2㎝ しょうがチューブ:1㎝ ヨーグルト:200g
鶏がらスープの素:大さじ1 醤油:小さじ1 塩:小さじ1 胡椒:小さじ1
衣作り
片栗粉・コーンスターチ:大さじ6 粉唐辛子:小さじ1 塩:小さじ2 胡椒:小さじ1
砂糖:小さじ1 ベーキングパウダー:小さじ1.5
作り方
鶏モモ肉の脂を取り除き、一口大に切り分ける
↓
下味調味料を混ぜ合わせて、鶏モモ肉を最低でも1時間、長くて一晩漬けこむ
↓
衣の材料を均一になるように泡だて器などで混ぜ合わせる
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別の容器に混ぜ合わせた衣大さじ2を入れて、水大さじ3~4で溶く
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下味をつけた鶏モモ肉に残りの衣の粉をつけてはたき、水で溶いた水溶き粉に軽くくぐらせる
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油を熱したら、鶏モモ肉を片面3~4分ずつ両面揚げれば完成
まとめ
韓国チキン(フライドチキン)は日本でも有名になってきてます
唐揚げ専門店が多い中、韓国チキン屋さんもチラホラ出店してますので
見つけたら是非食べてみて下さい。
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