初節句はいつ行うの?お祝いの仕方や両親への準備はどうする?

初節句はいつ行う?子供が生まれて初めて迎える節句の意味や準備の仕方などについて「何をしたらいいのだろう」と悩む方もいるでしょう。

今回は、初節句の準備やご両親への準備やお祝いの仕方などについて紹介します。

目次

スポンサーリンク

初節句はいつ?どう言う意味が有る?

子供 初節句

初節句は、子どもが生まれて初めて迎える行事のことで、女の子は3/3の「桃の節句」男の子は5/5の「端午の節句」と言います。

桃の節句には、被布の着用・雛人形、
端午の節句には陣羽織着用・武者/五月人形などを飾り、

豪華な食事を囲んで親族でお祝いします。

初節句のお祝いの仕方は?

扇子 雛人形

実際の所、初節句に何をすれば良いんだろう?どんな準備が必要なのか?
悩む所ですよね。

男の子と女の子の節句の準備やお祝いの仕方について紹介します。

初節句の男の子の準備

端午の節句の準備の場合、陣羽織を着させる事が多いです。男の子の節句=陣羽織と定着されているほどですからね。

陣羽織は武士が戦のときに羽織っていたもので、武将のように強く育ってほしいと願って、端午の節句に着させるようになりました

必ず陣羽織でなくても袴風のロンパースなどそれっぽい物でもOKです。衣装よりお祝いする気持ちの方が大事です。

端午の節句
5/5に始まるのではなく兜や五月人形などを飾り始めた時点から端午の節句が始まるのです。

3/20前後に五月人形や兜を、4月上旬には鯉のぼりを飾り、5/5に食事会などをしてお祝いをします。

祝膳も正月のおせち料理のように縁起物の食べ物を用意するのが定番です。例えば、「邪気払いのちまき」「子孫繁栄の柏餅」など。

初節句の女の子準備

桃の節句の準備の場合、着物と被布を着させることが多いです。被布は着物の上に羽織るもので、七五三の時に着るベストの様な物です。

被布は、魔除の効果があると考えられていた赤い被布を着させるのが定番とされていましたが、現在ではピンクや花柄など赤にこだわらない感じになっています。

今でも必ず赤の被布でなければならないと決まっていないので、好きな色で良いですよ。

桃の節句
飾る雛人形は、母親の実家で揃えるのが一般的だそうです。昔は父親の実家側がお祝いの準備をして母親の実家側が招待されるスタイルで、代わりにお祝いとして母親側が雛人形を準備するスタイルでした。

しかし、今では両親がお祝いの準備する側になる事が多いため、代わりに両家の祖父母が折半して雛人形を準備するなど家庭状況に合わせたスタイルになっています。

よくあるのが、少しでも孫に良い祖父母と見てもらいために、両家の祖父母が「自分たちで用意したい」と考えている場合があります。

祖父母たちに任せていると、片付けも収納も大変な大きな雛人形を準備してしまうので事前に、どちらに贈ってもらうか/どんな雛人形が欲しいのか両家に伝えておいた方がいいです。

桃の節句は、立春で2/4以降の3/3の1週間前までに雛人形を飾り終えておいたほうがいいです

そして桃の節句が終わったら早めに雛人形を片づけましょう。片づけるのが遅くなると嫁行きが遅れるという言い伝えがあるらしいですが、節句が終わったら片づけましょう。

端午の節句と同じように、桃の節句も当日は、身内で祝膳を囲んでお祝いをします。

桃の節句の祝膳も縁起物の食ベ物を用意するのが定番となっています。

桃の節句の食事というと、ちらし寿司や、ハマグリのお吸い物、甘酒、ひな祭り用のカラフルなケーキなどが定番ですね。

例えば、ハマグリは二枚貝で対貝殻しか合わない特徴から、
一夫一妻の願いを込めてお吸い物として添えられます。

ちらし寿司も具の「海老」は長生き、「はす」は見通しのよい人生、「豆」は健康でまめに働けるという意味などがあるそうです。

初節句の時は両親に対しての準備

初節句の時に両親から雛人形などお祝いを頂くことがありますが、
お祝いに対してお返しする必要はありません。

お返しはしなくても、すぐにお礼を伝えて食事会に招待する事が一般的となっています。
孫のために準備したのに、お礼もなく食事会にさえ出られなかったら祖父母として悲しいでしょうね。

祖父母としてはお礼の品より孫と触れ合う機会が喜ばれます。
祖父母が遠方に住んでいる都合がつかない等の理由で食事会に参加できない場合は、お礼の手紙と節句当日の孫の写真や動画を贈ると喜ばれます。

どうしてもお祝いのお返しを渡したい場合は、頂いた品の3分の1~2分の1程度の金額が目安です。

高価な物を贈ると水臭いと思われることもあるので、臨機応変に対応しましょう。

無難なのが、タオルなどの日用品や縁起物のお菓子や食品、カタログギフトなどが妥当ですね。

お返しを贈る際は、節句が終わった1週間以内に贈るのが理想です。または、遅くても1カ月以内には贈りましょう。

初節句のマナー

初節句 お祝い
初節句のマナーは、お祝いを贈る時です。

お祝いを渡すタイミングは、食事会の当日に持参します。ただ、雛人形などを贈る際は、節句の一カ月前から飾るため早めに届くようにしましょう。

祖父母以外の親族がお祝いを贈る際は、5,000~10,000円程度のお祝い金を包みます。
お祝いの品を贈る際ののしの書き方も「初節句御祝」「御初節句祝」等と書き、水引きは紅白の蝶結びにしましょう。

更にのしつきのかけ紙には、両親の名前ではなく、赤ちゃんの名前を書くように。食事会に招待しない人からお祝いを頂いた時は、早くて3日から1週間以内にお礼を出しましょう。

まとめ

初節句は、準備する事が多いですが、必ずしもその通りに行わなくてもいいです。
無理して衣装や食事なども準備しなくても良いと思いますし、それっぽい感じで済ませるでもいいのですよ。

大事なのは、祝うという気持ちだと思います。
初節句悩んでいる方は、一度本記事を試しに読んでみてください。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です