チャイルドシートの年齢別種類や便利な機能をご紹介

チャイルドシートを購入で失敗・後悔したことありませんか?ちゃんと考えて購入したはずが、「体格があっていなかった」「取り付けが難しい」など購入後に不便な点が見つかりますよね。

子供の安全のために性能を重視してしまいがちですが、体格や使いやすさなど日常生活できちんとチャイルドシートを使いこなせるかが大事です。使いこなせなかったらチャイルドシートの意味がありません。

性能の他に、体格や車に設置できるか、長持ちするかなど様々な視点を基に購入をすると失敗しません。

本記事は、チャイルドシートの年齢別の選び方などを紹介します。

目次

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チャイルドシートの適切な選び方

チャイルドシート

チャイルドシートを選ぶといっても、何を重視すべきか分からないですよね。

チャイルドシートの年齢で適切な選び方は、子供の体格や年齢の他に、車の構造・ライフスタイルに合っているか等も明確にしておくと、良いものが選べます。

  • 子どもの体格・年齢に合う種類を見つける
  • 車に設置できるか
  • チャイルドシートの安全性のテストに合格している
  • 家族の乗車位置の確認
  • 将来の家族計画について明確にする
  • ライフスタイルに合っているか

年齢によるチャイルドシートの種類は、「ベビーシート:新生児~1歳児に使用する」
「チャイルドシート:1歳~4歳児に使う(首がすわる時期)」「ジュニアシート:4歳児~11歳に使う」に分かれます。

また、体重により使うチャイルドシートも違います。
体重0~10㎏未満の新生児乳幼児なら、新生児対応のチャイルドシートで進行歩行に対して後ろ向きに設置するといいです。1歳児でも体重が10㎏未満なら後ろ向きがいいですね。

体重10kg ~ 18kgの幼児なら、幼児用か乳児幼児用チャイルドシートです。進行方向に対し前向き設置するといいです。

体重18kg超、身長100センチ以上の学童なら、学童用ジュニアシートです。

チャイルドシートの各メーカーは、車に設置できるチャイルドシートのリストを用意しています。
「自分の車に設置できるか?」と悩んでいる場合、購入候補のチャイルドシートが車に設置可能かメーカーのホームページで確認するといいですよ。(販売店でも確認できます)

国土交通省が、チャイルドシートの安全性を確認する試験を結果が、安全基準を超えているかどうか確認する事も大事です。
試験は、一回のみなのでチャイルドシートの安全性は絶対とは言い切れませんが、購入する際の目安にはなります。

チャイルドシートは大きいので車の中で大人一人分の場所を取ります。狭い車だと場所の余裕がなく設置も難しいです。
チャイルドシートを余裕もって設置できるように、家族の乗車位置と乗降しやすい位置を確認する必要があります。

絶対に助手席にチャイルドシートを設置しないでください。助手席はエアバックがあるので、事故時にエアバックで窒息してしまいます。ほとんどの車会社は使用を禁止しているほどです。

3人座れる座席だと、チャイルドシートは左右の窓側にしか設置できません。左右につけると真ん中の席は細身の人がギリギリ座れるか座れないという状況になります。

折りたたみ式のサブシートは、ほとんどのチャイルドシートが設置できません。3列シートの内2列目がベンチシートだと、チャイルドシートをつけても3列目に乗降できなくなります。

将来家族を増やしたいと考えている場合、子供が増えた時のチャイルドシートの位置をどうするのか考えておいた方がいいです。
新生児は、おむつ替えなども必要なので、お世話できるスペースも考えて家族計画を立てましょう。

ベビーカーとして子供を乗せたまま設置・移動できるタイプと座席固定で子供のみ乗降するタイプがあります。
ベビーカータイプは、ベビーカーの役割もあり、ベビーカーで寝てしまった車から家まで子供を起こすことなく移動できます。外出頻度が多い人にはいいですが、車に取り付けるのが面倒です。

ライフスタイルにより選ぶチャイルドシートも異なりますが、一番は使いやすい製品を選ぶことですね。

新生児のチャイルドシートの種類と選び方

チャイルドシート

新生児のチャイルドシートは、ベッドとイス型の2つのタイプがあります。
イス型のチャルドシートは、新生児から使えるタイプと首がすわる時期までしか使えないタイプに分かれます。

ベッド型は、ベッドからイス型に変更できるタイプもあります。首がすわっていない新生児には使えないので注意しましょう。

ベッド・イス型のメリット・デメリットは以下の通りです。

  • ベッド型のメリット
  • 首がすわっていない新生児も姿勢に負担をかけることなく、親も安心できます。

  • デメリット
  • ベッド型は、車事故でのダメージを受けやすく実験でもベッド型は事故の衝撃に耐えられず破損する結果がでています。

  • イス型のメリット
  • 車事故による衝突のダメージを和らげることができるので、安全性が高いです。

  • デメリット
  • イス型なので座る姿勢は、赤ん坊の体に負担がかかるので、長時間の乗車で使用するのに不安を感じる親も多いです。

新生児のチャイルドシートは、正しいつけ方を理解していないと事故の時に怪我をすることになってしまいます。

新生児のチャイルドシートの正しいつけ方

  • 進行方向に対して後ろ向きにつける
  • 新生児がイス型のチャイルドシートを使う時は、後ろ向きに設置すると決まっています。

    後ろ向きの理由は、正面衝突事故が起こった時に首と背骨への衝撃を軽減させるためです。
    チャイルドシート

  • 45度の傾きに調節する
  • チャイルドシートの背もたれが上がり過ぎていると、首がすわっていない新生児が座ると首が倒れ呼吸できなくなります。

    逆に、シートが倒れすぎていると急ブレーキや衝突時の衝撃を受け止めきれなくなりシートから投げ出される可能性もあります。チャイルドシート設置時は、角度が45度の傾きになっているか確認しましょう。
    チャイルドシート

  • 乗せた時に隙間・揺れがないか
  • チャイルドシート設置時に、シートの揺れや座席との隙間がないか確認しましょう。しっかり設置できたと思っても時間が経つにつれて金具が緩むことがあります。

    緩む事でシートの揺れや隙間ができれば、事故の衝撃を吸収する事ができず最悪投げ出される可能性もあります。乗車時に、確認は徹底することが大事です。

新生児のチャイルドシートの種類と機能

新生児のチャイルドシートを紹介します。

1歳~4歳のチャイルドシートの種類と選び方

チャイルドシートの種類は、年齢で分かれており1~4歳は「チャイルドシート」の分類になります。チャイルドシートでもどんなものを選べばいいか分からいですよね。

1歳頃に使うチャイルドシートの選び方を紹介します。

  • 安全性
  • チャイルドシートの有無で、車事故での生存率は変わります。事故の衝撃吸収性が高いかなどチャイルドシートの試験テストの安全が基準を超えているか確認しましょう。

  • 車との相性
  • 車の構造によりチャイルドシートを設置できない種類もあります。チャイルドシートの各メーカーで、適合する車のリストをホームページで公開しているので、購入前に見ておくのがいいでしょう。

  • 取り付けやすさ
  • チャイルドシートの種類により取り付けが簡単なものと難しいものがあります。ママ一人でも設置できる簡単な物を選んだ方がいいですね。

4歳頃になるとチャイルドシートからジュニアシートへの切り替えの時期になります。チャイルドシートは、「新生児から4歳まで使えるタイプ」と「3歳から12歳まで使えるチャイルドシート兼ジュニアシートのタイプ」があります。

購入の際に、買い替えするのか決めた方が経済的にもいいですよ。チャイルドシートも安くはないので、買い替えするたびに金銭面の負担が大きいですからね。

1~4歳のチャイルドシートの種類と機能

1~4歳のチャイルドシートを紹介します。

4歳~10歳のチャイルドシートの種類と選び方

チャイルドシート 子供

4歳から10歳になるとジュニアシートの分類に入ります。しかし、子供の発育状況が異なる事もあるので、年齢だけで判断しない方がいいです。

ジュニアシートの身長・体重の目安は、身長100㎝、体重15㎏以上になります。100㎝以下だと事故時にシートベルトが首に引っかかり首を骨折したりする事があります。

体重が基準より軽いとシートが安定せず、事故の衝撃で投げ出される事も起こりえます。ジュニアシートは、座席の高さを調節することでシートベルトによる首の圧迫や怪我を防ぎます。

ジュニアシートは、背もたれのあるタイプと背もたれがないタイプに分かれます。

  • 背もたれのあるタイプ
  • 子供の成長に合わせて背もたれを調節できます。寝ても背もたれがあるので体を支えられるので、安全です。

    背もたれがあるタイプの使用年齢は、3歳~7歳、体重は15~25kgの目安になります。
    背もたれがあるのでスペースを取りますが、子供を背・横から包み込むように衝撃への耐性が強いです。

  • 背もたれがないタイプ
  • 背もたれがないタイプは、「ブースターシート」とも呼ばれます。背もたれがない分設置も簡単で持ち運びも簡単です。

    使用年齢は、3歳~12歳、体重は15~35kgの目安になります。背もたれがない分座高を高くし、首にシートベルトが引っかからないように調節できます。

ジュニアシートの使用年齢に達したからと言ってすぐにジュニアシートに切り替えるのはやめましょう。身長・体重に該当するチャイルドシートを探しましょう。

4~10歳のチャイルドシートの種類と機能

4~10歳のチャイルドシートを紹介します。

まとめ

「子供の安全のため・・・」と考えすぎてチャイルドシートの購入の際に、成長による体格の変化や年齢による買い替えの必要性まで考えている人は少ないでしょう。

「とりあえず、チャイルドシートは買っておかないと」と思いますよね。子供がいる家庭はチャイルドシートが必須ですが、年齢や身長・体重により買い替えが必要になる事があります。

チャイルドシートの価格も安くないので何回も買い替えるとなると経済的に厳しいです。子供の成長や買い替えなどの事も考えてチャイルドシートを購入しましょう。

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