ニキビを早く治す方法と洗顔の仕方

ニキビは誤った洗顔方法や治し方をすると、悪化したりニキビ跡が残ってしまう事があります。

ニキビができたら、見直した方がいいのが洗顔方法です。正しい洗顔方法を行えば、ニキビの治りも早くなります。

今回は、ニキビができた時の正しい洗顔方法などについて紹介します。

目次

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ニキビが出来てしまった時の効果的な洗顔の手順

女性 洗顔
ニキビができた時の効果的な洗顔手順は以下の通りです。

    手を清潔にする
    洗顔する前に手を清潔にしましょう。手が汚れていると洗顔料の泡立ちが悪くなったり、手の汚れでニキビが悪化してしまいます。

    ぬるま湯で顔を濡らす
    洗顔料をつける前に33~35度前後のぬるま湯で顔を濡らしましょう。冷水で洗うと毛穴が閉じてしまい顔の汚れが取れません。

    逆に熱すぎると肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい乾燥肌になりニキビが悪化してしまうので、ぬるま湯が大事です。

    たくさんの泡を作る
    多くの泡を作る事で、肌と手との摩擦を防ぎ汚れが落としやすくなります。逆に泡が少なく洗顔料の原液のまま洗顔すると、摩擦を起こし肌にダメージを与えてしまいます。

    泡で顔を洗うようにする
    手で擦るように洗う人がいますが、擦るように洗うと肌にダメージを与えてしまい逆にニキビが悪化してしまうので、たくさんの泡を作り泡で洗うようにしましょう。

    手と顔が触れないように意識するようにする事が大事です。

    また、長時間の洗顔は、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい乾燥肌の原因になるので泡を肌にのせている時間は10秒程度が目安です。

    ぬるま湯でしっかりと洗い流す
    冷水や熱湯で洗うと汚れが取れにくいので、ぬるま湯でしっかりと洗い残しがないように洗い流しましょう。

    特に、フェイスラインや小鼻のキワは洗い残しされやすく、ニキビの原因になるので
    要注意です。

    優しく拭き取る
    清潔なタオルで優しく押さえながら拭き取りましょう。擦るように拭く人がいますが、擦るとせっかく綺麗に洗った肌が摩擦でダメージを受けてしまいニキビなどが悪化してしまうので優しく顔の水分を押さえるように拭くのが重要です。

    洗顔後すぐに保湿する
    洗顔により顔の皮脂が洗い流されているので、乾燥を防ぐために洗顔後すぐに保湿しましょう。

    保湿を放置すると乾燥肌によりニキビが悪化するので、しっかりと保湿することが大事です。

ニキビ肌の洗顔クリームの使用方法

洗顔クリームの使用方法は以下の通りです。

    泡を顔全体に広げる前に、顎に泡を乗せた状態で、鼻や額などの皮脂の出やすい部分を中心に泡を広げていく
    フェイスラインも指先でらせんを描くように泡を広げていく
    頬は皮脂が多くないので手のひらで広げる程度でOK
    洗い流す際はすくい水で、念入りに洗い流す(生え際は、指先でジグザグに動かしながら洗うと洗い残しをなくす事ができる)

たくさん泡立てる方法

    泡に空気を含ませるように指で泡立てる
    手を清潔な状態にしておき、利き手とは逆の手のひらに洗顔クリームを2~3㎝乗せる
                    ↓
    クリームの真ん中をくぼませて、ぬるま湯を2~3滴加えて利き手側の指で混ぜて泡立てる
                    ↓
    泡立ってきたら水を少しずつ加えながら泡立てるのを繰り返せば濃密な泡を作る事が出来る
    泡立てネットで泡立てる
    泡立てネットも水気をしっかり切っておき、洗顔料を2~3㎝乗せてスライドさせるように泡立てる
                    ↓
    泡立てながら水を加えて濃密な泡を作る

    水の少ない状態で泡立てると洗顔料の濃度が高いまま使う事になってしまい、肌への負担が大きくなってしまうので水をしっかりと含んだ泡を作る事が重要。

洗顔後のパックの仕方

洗顔後のパックの仕方は以下の通りです。

    洗顔後は、化粧水→パック→乳液→クリームの順番で保湿する
    パックをするタイミングは、記載されている使用方法に従うのがいいですが、基本的には
    化粧水→パック→乳液→クリームの順番です。

    最初に化粧水で肌を整えてからパックする事でパックの美容成分が浸透しやすくなります。パック後に油分が多いクリームで保湿すると、さらに美容成分を浸透させることができます。

    パックは朝・夜どちらでもOK
    朝・夜どちらに使ってもパックの効果は変わりませんが、朝にパックをする場合は化粧崩れしやすくなるので注意です。

    朝にパックする場合は、洗顔後の保湿クリームをしっかりと馴染ませておくとパックをしても化粧崩れしにくくなります。

    夜だと入浴で毛穴が開いて美容成分が浸透しやすくなっているので、夜に入浴しながらパックする人も多いです。しかし、入浴で発生した汗でパックの美容成分が流れてしまうので、入浴後にパックするのがおススメです。

ニキビ肌の洗顔からパックまでの流れ(まとめ)

女性 肌
洗顔からパックまでの流れは以下の通りです。

    手を清潔にする
    ぬるま湯で顔を濡らす(冷水・熱湯NG)
    たくさんの泡を作る
    泡立てネットの方法
    指で泡立てる
    泡で顔を洗うようにする(手で擦るように洗うのはNG)
    ぬるま湯でしっかりと洗い流す(生え際・フェイスライン念入りに)
    優しく拭き取る(擦らない)
    洗顔後に、化粧水→パック→乳液→クリームの順番で保湿する

ニキビが出来やすい食べ物

白米
ニキビができやすい食べ物は以下の通りです。

    米やパンなどの炭水化物
    米やパンなどの炭水化物は、胃で消化されると糖分に変わります。糖分は分解されて皮脂となり毛穴から排出されますが、過剰に炭水化物ばかりを食べ過ぎたりすると過剰に皮脂ができて毛穴が詰まりニキビができてしまいます。

    脂っこい食べ物(揚げ物など)
    から揚げなど脂っこい食べ物は、血液中の中性脂肪が増加する食べ物でもあります。脂っこい食べ物ばかり食べていると中性脂肪が増加し、皮脂の分泌量が増えて毛穴が正常な状態を維持できなくなります。

    皮脂が増える事で皮脂に反応してアクネ菌が増殖して炎症を起こし、ニキビの原因となります。

    また、から揚げなどの脂っこい食べ物の他に、ナッツ類も油分が多い食べ物なのでピーナッツなどを食べるとニキビができやすくなります。

    甘い食べ物
    ケーキなどの甘い食べものは糖分が含まれているので、ダイエットの敵と思われていますが人間の活動エネルギーに必要なものでもあります。しかし、食べ過ぎるとニキビができやすい体質になってしまいます。

    刺激の強い食べ物
    辛い物など刺激の強い食べ物は、ニキビの原因となることがあります。刺激の強い食べ物は、胃などの内臓に負担がかかりやすく、特に消化器系に負担がかかるとニキビができやすくなります。

    便秘によるニキビと同じように内臓機能と肌は重要な関りがあります。

    アルコール
    アルコール類は、アルコールの作用により毛細血管が拡張して皮脂腺が刺激され、毛穴が炎症するという状態になります。

    飲酒をして「顔が赤くなる/熱く感じる」人はアルコール作用により毛細血管の拡張で毛穴が炎症を起こしていると思っていいでしょう。

    また、アルコールには糖分が含まれているので、過度な飲酒は皮脂を過剰分泌しニキビの原因になります。

ニキビと睡眠は関係している?

睡眠
睡眠不足はニキビの原因となります。睡眠不足により「ストレス増加」「成長ホルモンが減少」「ターンオーバーの乱れ」によりニキビができやすくなります。

    ストレス増加
    睡眠不足が続くと「イライラしやすくなる」「怒りっぽくなる」など少しの事でもストレストと感じるようになります。

    睡眠不足によるストレス増加により、皮脂が過剰に分泌され毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができやすくなります。

    ニキビを増やさないようにするには十分な睡眠が必要です。

    成長ホルモン
    成長ホルモンは、「細胞の新陳代謝促進」「コラーゲンの生成促進」などの役割があります。肌の再生に欠かせない存在です。要は肌の生まれ変わりに関係しているため美肌に欠かせない存在です。

    しかし、睡眠不足により成長ホルモンが減少することがあり、「コラーゲン不足による肌の乾燥」「ヒアルロン酸不足による肌の硬化」「毛穴が詰まりやすくなる」などニキビができやすくなります。

    ターンオーバーの乱れ
    肌は一ヶ月を周期として古い角質から新しい角質に入れ替わります。しかし睡眠不足になると、ターンオーバーが乱れ、古い角質が残ったままになり「乾燥肌」「化粧水が浸透しにくい」「毛穴が詰まりやすい」などの状態になりニキビができやすくなってしまいます。

    理想の睡眠時間は、6~7時間と言われていますが成長ホルモンが分泌されるのは眠り始めて3~4時間後と言われています。

    しかし、十分寝むれたと感じる時間は人それぞれなので、自分がしっかりと寝むれた時間で睡眠をとりましょう。

ニキビが出来るパーツ別治し方

女性 ニキビ
ニキビが出来るパーツ別治し方は以下の通りです。

    おでこ
    おでこのニキビは、アクネ菌の繁殖の他に外部からの刺激により悪化するので、外部刺激になる要員を取り除くことが大事です。

    ・前髪がおでこにかかる髪型は、ニキビ部分に髪が触れないように前髪をピンで留める
    ・シャンプーやコンディショナーなど整髪料の洗い残しがないようにしっかりと洗い流す

    首元
    首元等にできる赤いブツブツのニキビは、普通の顔にできるニキビと異なり「毛包炎」という皮膚の病気で、黄色ブドウ球菌などの細菌や真菌というカビの一種が原因で起こる事が多いといわれています。

    細菌やカビが毛穴の奥にある毛包という皮膚組織層まで侵入し繁殖することで、毛穴のある場所に赤いボツボツが見られるようになります。

    「毎日入浴して体を清潔にしているのに?」と思うかもしれませんが、原因である細菌やカビは普段から肌に存在している常在菌なので、誰でも発症します。

    常に清潔にしていても紫外線や肌の乾燥・ストレスなどで免疫力が低下し、常在菌のバランスが崩れて細菌やカビが増殖し、首元や背中などにニキビを発症することがあります。

    首元や背中などのニキビはあまり見られないので放置しがちですが、放置すると悪化してしまうので、ストレスを溜めこまない・肌の乾燥や紫外線対策など肌へのダメージを増やさないようにする事が大事です。

    また、首元や背中ニキビ専用のスプレーなや塗り薬を使うのも一つの手です。


    頬のニキビは、肌の乾燥や紫外線、睡眠不足・ストレス・食生活の乱れ・メイクが落とし切れていない・肌ケア方法が間違っているなどで発症します。

    頬のニキビを治すには、これらの原因を取り除くことが重要です。特に女性は毎日油分を多く含むメイクをするので、ニキビが発症しやすい状態になっています。

    そのため、メイク落とし専用クレンジングで丁寧にメイクを落とすことが大事です。クレンジングも低刺激で弱酸性の肌に優しい成分のタイプがおすすめです。

    洗顔で熱湯や冷水で顔を洗い、不十分な泡で洗顔していると、逆に肌に必要な皮脂を洗い流してしまいニキビを悪化させてしまいます。

    洗顔する際は、以下の事を守りましょう。

    手を清潔にする
       ↓
    ぬるま湯で顔を濡らす(冷水・熱湯NG)
       ↓
    たくさんの泡を作る(泡立てネットの方法/指で泡立てる)
       ↓
    泡で顔を洗うようにする(手で擦るように洗うのはNG)
        ↓
    ぬるま湯でしっかりと洗い流す(生え際・フェイスライン念入りに)
        ↓
    優しく拭き取る(擦らない)
        ↓
    洗顔後に、化粧水→パック→乳液→クリームの順番で保湿する

    洗顔後すぐに保湿する事も大事です。洗顔後の肌はすぐに乾燥しやすいので、化粧水が肌に浸透しやすいタイプの保湿剤を使いましょう。日焼け止め対策も忘れずに。

    脂っこい食べ物やお酒の飲み過ぎなど食生活が乱れていると、ニキビの悪化・原因になるので1日3食栄養バランスの取れた食事を心がける事が大事です。

    特に、ビタミンB2(豚肉、牛乳、納豆、青魚等)、ビタミンB6(鮭、イワシ、サンマ、バナナ等)、ビタミンC (いちご、トマト、キウイ等)、ビタミンE (イワシ、うなぎ、オリーブ油等)、食物繊維 (海藻類、きのこ類、根菜類、玄米、豆類等)はニキビの改善効果があります。

ニキビに効果的な商品

ニキビに効果的な商品は以下の通りです。

洗顔フォーム

    オルビス オルビスユー ウォッシュ
    オルビスは、ニキビ専用の洗顔料で肌への浸透力が高いです。肌の奥まで浸透する高い浸透力で、みずみずしいふっくらしたお肌を手に入れることができます。

    マナラ ホットクレンジングゲル
    メイクアップアーティストや芸能人などがおススメする洗顔料で、90%以上の美容液成分が配合されています。

    マイルドな洗浄成分なので、ウォータープルーフのメイクまで落とすこともできます。また、角質を柔らかくし、古くなった角質や汚れなどもしっかりと洗い落とすことができます。

    敏感肌の方でも使えて、メイク落としも一度にできるのでダブル洗顔は不要です。

    dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム
    クッション泡で肌ケアする事が出来る洗顔料で、クッション泡で汚れを落とし、しっとりなめらか肌を保ちます。

    肌のタイプに合わせて選ぶことができ、アレルギーテスト済みで敏感肌の方にもおススメです。

洗顔クリーム

    サボン フェイスポリッシャー リフレッシング
    クリームの中に細かいスクラブが入っており、優しくマッサージをすることで、毛穴の汚れや古い角質を取り除いてなめらかな肌にすることができます。

    エフエムジー&ミッション イマニ 
    デリケート肌の人でもしっかりとしたニキビ予防ができます。洗顔料と洗顔クリームがセットになっているので、肌に潤いを与えながら外部の刺激から肌を守る事ができます。

    菊正宗 日本酒の洗顔料
    日本酒や保湿力の高いアミノ酸が配合されており、洗顔後はしっとりすべすべな肌になります。

    濃密できめ細かい泡なので、皮脂の奥深くまで浸透し汚れや古い角質を落とすこともできます。無着色・無鉱物油で肌に優しい成分なので、デリケート肌の方にもおすすめです。

洗顔パック

    アルジタル
    ミネラルを豊富に含んだグリーンクレイという土とハーブをベースにした洗顔料で、毛穴の汚れを落とし、潤いとモチモチ肌になります。毛穴の黒ずみ、くすみ、ハリなどに悩んでいる方におすすめです。

    ニールズヤードレメディーズ
    紫外線対策もできる冷たいマスクで、紫外線による肌のダメージを集中的にケアします。紫外線を受けた肌は、熱を持っておりそのままにしておくと肌の水分が蒸発し乾燥肌になります。そうなるとニキビやシミ・シワなど肌トラブルになりやすくなります。肌トラブル予防のためにも熱くなっている肌をひんやりマスクで冷ましましょう。

    メルヴィータ
    黒ずみが気になる方におススメの洗顔料で、10秒や30秒泡パックで汚れをすっきりさせたり、スペシャルケアができたりと泡パックの時間により透明肌にすることができます。

まとめ

ニキビで悩んでいる方は、今回紹介した事を参考にしてみてください。一番はやっぱり洗顔が重要です。
自分の肌に合う洗顔料を見つけて洗顔に重点を置きましょう。
こまめに汗を拭く、睡眠を充分に取るのも大切ですので生活習慣の見直しも併せて行いましょう。

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