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新型コロナの影響で子供が不登校に、子供の心情と対処方法 | Meet-up

新型コロナの影響で子供が不登校に、子供の心情と対処方法

学校

世界的に大流行している新型コロナウイルスですが、その混乱は医療だけでなく
経済や学校、仕事等にも大きな影響を与えています。

中でも学校教育問題は深刻であり、「授業の遅れをどのように取り戻すか」
「教育の格差」、「子供の貧困問題」など様々な課題が残っています。
その中で、今回は「コロナと子供の不登校」についてお話していきますね。

目次

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子供の不登校とはそもそも何?

では、不登校とはそもそも何かについてまずは見ていきます。
不登校の児童・生徒について文部科学省は以下の様に定義しています。

不登校の児童・生徒とは「何らかの 心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により
登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間 30日以上欠席した者のうち
病気や経済的な理由による者を 除いたもの」である。

そのため、学校が始まって1ヶ月が経っていない現段階では
コロナの影響により不登校になってしまったお子様を現段階では
「不登校」と宣言することは出来ません。

学校が始まってから、数日休んだからといってうちの子は不登校だとは言ってはいけませんね。

子供が何故不登校になってしまうにか?

親心としては学校に行ってほしいと考える方も多いのではないでしょうか?
コロナの影響により、遠隔授業になり不安が生じ、更に授業の遅れに不安を感じる保護者の方は多いはずです。
その上で、学校へ行くことを拒まれれば、焦ったり起こりたくなったりする気持ちも生じるでしょう。

しかし、無理矢理引きずってでも連れて行く等はちょっと待ってください。
それでは、不登校という本質的な解決にはなりません。

不登校は、多くの場合一つの問題だけで簡単に解決できるものではなく
複雑に絡み合っている場合も多いです。
そのため、お子様自身もなぜ学校に行きたくないのか明確な理由が分っていない場合もあります。

学校に行けなくなる理由はお子様により様々です。
コロナの影響を踏まえなくても「教師やクラスと合わない」、「いじめ」、「発達障害」などが様々です。

では何故コロナの影響で不登校が増えると考えられているのでしょうか?
それは、「不安」の要素が大きいと考えられます。

学年別に見て行きましょう。
黒板

小学生の場合の不安

小学生の場合、保護者の方と離れる事に強い不安を抱きやすい時期です。
特に低学年は、長い時間保護者と過ごしていると、保護者と離れることに対して大きなストレスを感じます。

また、中・高学年にもなると、社会が大きく不安定なことや
保護者の方の不安がより伝わってしまい強い不安を抱きやすくなります。

中学生・高校生の場合はストレスから

中高生にもなると、勉強や受験に対する不安も生じます。
また、ご家庭の事情についてや、コロナに感染することの恐怖から出歩く事への不安等も考えられます。
そのため、いくつもの漠然とした不安が降り積もり学校へ行けなくなっている方も多いようです。

実際、私が卒業した通信制高校では不登校を克服した生徒が
強い不安感から再度通学が出来なくなっている生徒が何人かいるようです。

この年代は将来の不安からの要素が学校に足が向かなくなってしまう事が多いですね。

でもやっぱり学校には行って欲しいですよね。
親として、少しでもお子さんの気持ちや、対応方法が解るとヤキモキするのも少なくなり
接し方も変わってきますよね。

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不登校の子供への対処法は?受け入れや接し方は?

では、学校を拒むお子様とどう向き合っていけば良いのでしょうか?
不登校に成ってしまった場合の対処方法はどうしたらよいのでしょうか?

これを言ってしまったらと思われますが、1番は専門家にアドバイスを頂く!
先ずは専門家です。

専門家に相談する

まずは、専門家に相談してみましょう。
学校の担任や校長、スクールカウンセラー、地域の不登校支援団体
地域の相談窓口等どこでもいいので相談してください。
重要なのは保護者の方一人で抱え込む必要はありません。

また、身体的不調をお子様が訴えるようであれば、病院へ連れていき
原因不明や精神的なストレスのものと言われた場合は、心療内科や児童精神科などにも
相談してみてください。長い目でこどもを受け入れる事が重要です。

焦って解決しようとせず、ゆっくりと時間をかけて
解決できるよう長い目でお子様を受け入れてあげてください。

お子様がどうしたいのか、ゆっくりと寄り添って一緒に向き合い
少しずつ前に進むという心持ちを持ってください。

お子様が納得出来る目標を一つ決め、たくさん褒める

例えば、「1日1回は外の空気を吸いに散歩に行く」や「朝は同じ時間を起きる」
「好きな時間に学校に課題の提出や受け取りをしにいく」、「本を読む」などどのようなことでも良いです。

何か一つ目標をたて、出来たら沢山褒めてあげてください。
そうすることで、お子様の自信に繋がります。

中・高校生にもなると恥ずかしがったり拒むこともあるかもしれませんが
その場合は良いところ見つけたらそれを伝えましょう。
良い所探しをしてみると今まで以上にお子さんの事が解って来ますね。

接する時間が増えれば増えるほどお子さんの不安やストレスも少なくなり
良い方向に一歩づつ近づいて来ます。

親に甘えられる環境も大事だと思います。

色々な気持ちが有ると思います

女子高生が悩む

不登校は様々な要因が複雑に絡み合い生じる現象です。
そのため、コロナの影響で不登校が生じても不思議ではありません。

保護者様にとっても辛い時期か思います。
少しでもあなたとお子様が前向きに過ごすことが出来るように願っています。

保護者の方が1人で抱え込まないように早い段階でご相談をすることが
大事です。

子供も不安なんだと理解をして寄り添ってあげましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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