【保護者必見】中学生の為の塾選びのポイントをご紹介!生の声です。

合格祈願

保護者の方が中学生の塾選びで一番気になることはなんでしょう。

中学生で塾に通う、ということは最終的な目標は高校受験突破ですよね?

そして受験を目的として塾に通うならやはり「合格実績」ですよね。

この塾に子供を通わせて、志望校に合格できるのかどうか。

でもどうしても合格実績だけでは塾は選べないのが現状です。

それは「費用」です。

授業料だけからは見えない、塾通いの費用の全貌はどうすれば把握できるのか。

またそれ以外にも中学生の保護者にとって色々気になる、塾選びの大事なポイントをお伝えします。

目次

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塾に通わせる目的をハッキリさせ選ぶ

レベルアップ
まずは塾に通わせる目的をハッキリさせましょう

成績を上げるため、志望校へ合格させるため、内申点を上げるため、学習習慣を身につけさせるためなど色々あると思いますが、目的によって選ぶ塾は多少変わってきます。

もちろん入塾する学年によっても違うかもしれません。

でも最終目標が高校受験突破ということは、共通だと思います。

それに向けてまず何をすべきなのか、お子さんと一緒に考えてみてください。

なぜ塾に通うのか、塾に通う目的は何か、お子さんも保護者と同じ気持ちなのか?

保護者の方とお子さんと同じ気持ちになって、同じ方向を見ることが大切です。

塾に行きたくない子供を塾に通わせるのは無理ですよね。

スタートはそこからです。

集団塾か個別塾か

女子高生が悩む

中学生が通う塾を大まかに分けると、集団塾個別塾に分かれます。

学校と同じように黒板やホワイトボードを使って、1クラス数名の生徒が一斉に授業を受ける集団塾と、先生と1対1~3で個別に授業を受ける個別塾です。

どちらが良いということはありませんが、どちらがお子さんに合っているか、どちらが塾に通う目的に合っているかは非常に大事になってきます。

人によっては学校の成績が7割取れていれば集団塾へ、それ以下であれば個別塾へ行くべきだと言う人もいますが、正直これもお子さんの性格によるところが大きいです。

例えば、成績が悪いのに集団塾に入っても授業に結局ついていけないことがある、ということもあるかもしれませんが、逆に成績が悪くてもやる気があってライバルがいる集団塾の方が成績がぐんぐん伸びていった、ということもあります。

また、個別塾でもお子さんのペースに合わせてのんびりすすめるスタイルの塾もあれば、目的に向かって(半ば)スパルタ式にすすめる塾ももちろんあります。

実際は塾によってスタイルは全く異なるので、しっかり塾を調べて塾を知ることが大切です。

その入り口がまずはざっくり集団塾か個別塾か、というところでしょうか。

補習塾か進学塾か

勉強

塾にはそれぞれ得意なレベルの層を持っています

学校の勉強が追いつかない、成績を上げたいという生徒が多い塾もあれば、学校の成績は問題ないから志望校に向けて受験勉強をしたいという生徒が多い塾もあります。

前者では定期テスト対策などが充実していると思いますし、後者であれば学校では教わらない解法を教えてくれることもあるでしょう。

もちろん途中で塾を変えるのも一つの選択肢です。

では、どういった視点で塾を選ぶといいのか、そのポイントを次でお伝えします。

塾を調べる、行ってみて選ぶ

さて、近所や通える範囲での塾を色々調べてみましょう。

塾に直接電話をしてみてもいいですし、ネットで資料請求をすることもできます。
一括していくつかの塾へ資料請求ができるサイトなどを活用するのも一つの手です。

時間があるなら直接塾へ行って「塾を探している」と正直に相談してみてもいいと思います。
その際、是非学校の成績を持って行ってみましょう。

また、周りに塾に通っている(通っていた)お友達がいるのであれば、情報も集めてみましょう。
「思ってたよりもお金がかかった」なんていう本音もちらっと見えてくるかもしれませんね。

ではその様々な情報からどういったところを見ればいいのか、チェックすべきポイントは大きく分けて次の8つです。

実績クラス編成自習室先生質問宿題受験相談、そして料金です。

合格実績はどの位有る?

勉強してる

志望校への合格者はどのぐらいいるのか、成績はちゃんと上がったのかなど、実績は欠かせません。
ところで実績と聞くと、まずは広告が思い浮かびませんか?

でも、その広告をよく見てください。

合格者数なのか、合格率なのか、その校舎単体での人数なのか、グループ全体での人数なのかで全く内容は変わってきます。

ですので一番手っ取り早く実態を把握する方法は塾に行って「見る」ことです。

分母が分からないと実態は把握できませんからね。
塾の中に合格者の掲示などが貼られていると思いますので、是非「見て」ください。

掲示がなければ職員に聞いてみるといいでしょう。
成績が上がった在籍生のエピソードなんかも聞いてみると具体的なイメージがわくかもしれませんね。

クラス編成はどう決めるの?

集団塾の場合は1クラスの人数をチェックしましょう。

当たり前ですが集団授業はお子さんのペースに合わせて授業を進めてくれるわけではありません。

先生にもよりますが細かく見てもらえるのはやはり少人数のクラス編成です。
ただし、何でも少人数がいいというわけではないので注意してください。

例えば全員進学校を志望しているレベルの高いクラスであれば、正直人数はあまり気にしなくていいです。

ライバルが身近にいる方が自分の位置を把握できるからです。
また、クラス編成がどのようになされているのかは確認しましょう。

塾によっては「3教科の総合成績でクラスが決まる」ところや、「科目別にクラス分けをしている」ところもあります。
またクラス替えの頻度なども重要になってきますね。

個別塾の場合はクラスではありませんが、指導レベルをどう上げていくのかをチェックしてください。
小テストを毎回するのか、模試を受けさせてその結果を見ながらなのか、などです。

何もないと、ただダラダラ授業を受けるだけになってしまいますので、注意してくださいね。

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自習室は有るかな?

自習室がない塾はあまり聞いたことはありませんが、希望した時に自習室が使えなかったという話はよく聞きます

いざという時に自習室が使えないのは避けたいところですので、是非チェックしてみましょう。
また、自習室環境も確認してください。

静かなのか、荷物を置くスペースはあるのか、隣の人との間隔はどのぐらいなのか、などですね。

個人的にはあまり静かすぎない自習室がオススメです。
多少の物音がしてもしっかり自分の学習に集中できるかどうか試されるからです。

もちろんお子さんの性格にもよりますが・・・時には静かすぎると寝てしまうお子さんもいるようなので。

先生のタイプは?

塾の先生は大きく分けて「プロ講師」か「アルバイト」かです。

勉強する女性

アルバイトの先生だからといって教え方が下手とは限りませんが、どうせお金を出して塾に通うのであればプロ講師に学んでみたいと思いませんか?

この辺りは費用にも反映されるところなので(相対的にプロ講師の方が高くなることが多いです)確認してみるのもいいでしょう。

またどの科目も教えられるオールマイティーの先生もいれば、科目別の選任講師の場合もあります。

お子さんに合うのはどういう先生か、じっくり考えてみてください。

特に個別塾の場合は、先生との相性は重要ですね。
合わないな、と少しでも思ったら早めに先生を替えてもらうのもいいでしょう。

自分の弱点を瞬時に見抜いてくれるか、受験まで任せられるのか、なども大事です。

いつでも質問が出来る?

質問ができるかどうかは重要ですよね。

授業だけが塾ではありませんので、質問したいときに質問ができるかどうか、必ず確認しましょう。

集団塾であれば、授業の前後で、または授業のない日でも質問ができるかどうか。
個別塾であれば、自習で塾に来ているときに質問ができるかどうか、でしょうか。

宿題は有るのかな?

宿題はないよりあった方がいいでしょうが、あれば何でもいいというわけでもありません。

宿題を出す目的がハッキリしているか、提出したらフィードバックはあるのか(ハンコを押して終わり、ではないか?)なども重要です。

一番大事!受験相談は?

例えば内申点は、都道府県によっては中1からの成績が関わってくるところもあれば、中3のみの成績が必要なところもあります。

ご自分の地域の受験システムを一から調べるのは正直大変でので、そういうときのための塾ですよね。

お子さんの成績や性格、学習の様子を見ながら受験情報をいかに適切に与えてくれるのか

これも塾を選ぶ際の大きなポイントではないでしょうか。

塾の窓口で少しだけでも受験の相談をしてみれば、職員がどの程度の知識を持っているのか、役立ちそうかなどはすぐに分かると思います。

月謝料金

料金
ここは、保護者の方にとって一番重要なポイントですね。

実はパンフレットなどに記載されている料金が費用の全てではないことがありますので、注意してください。

授業料、システム料、施設料、テキスト代、テスト代・・・など様々な料金がかかります。

そういう時は「年間でどのぐらい費用がかかるのか」を聞いてください。

もちろん季節講習をどの程度受講するのかで変わる場合もありますが、その場合も「一番費用がかかる場合で年間いくら?」を聞きましょう。

それで大体把握できるはずです。

個別塾の方が少し割高になることが多いですが、それに見合った結果が出ている塾であれば十分選択肢の一つだと思います。

実際にお子さんを連れて行ってみる

最後は実際にお子さんを連れて塾に行ってみましょう

よく「お子さんに合った塾選びを」と耳にしますが、お子さんに合った塾って?と思いませんか?
子供は大人が思ってもみないようなところが気になったりするものです。

実際にお子さんを連れて行って、以下のように体験させてあげましょう。

合う合わないはお子さんが必ず肌で感じ取って帰ってくるはずです。
また、中学生は「友達」が大きなキーワードになることも多いです。

友達がいるから良い、逆に嫌だ・・・なども是非お子さんから聞き出してあげてくださいね。

入塾テストを受けてみる

入塾テストは塾によって有料・無料がありますが、是非受けてみてください。

受けた後に「塾に入れるのか」「入れるとすればどのクラスなのか、どのレベルなのか」はもちろん教えてくれます。
できればもう一歩踏み込んで「このテストの結果を受けて、どう勉強すればいいのか」も聞いてみてください。

入塾テストという名前ですが、受けたら入塾しなければいけないものではありません。
(そういう雰囲気になってしまいますが、気にしなければ大丈夫です!)

ですから気楽に受けるよう、お子さんに勧めてみてください。

体験授業を受けてみる

勉強してる

これは是非オススメします。

先生を知る、教室の雰囲気を知る、周りの生徒を知る・・・体験授業を受けることが一番の近道です。

塾によってはこちらも無料・有料がありますので、ご注意ください。

季節講習を受けてみる

部活をやっているお子さんもいらっしゃると思います。
塾といってもいきなり週2日もなぁ・・・と渋るお子さんもいらっしゃると思います。

その場合は、季節講習をまず受けてみるのも一つの手です。

体験授業よりもより深く学べ、より先生や周りの生徒の様子を知ることができます。

あくまでも通うのはお子さんです

実際に通うのは保護者の皆さんではなくお子さん自身です。

本人が行きたがらないのに保護者だけあれやこれと先走ってしまうことは避けたいものです。

もちろん「友達が通っているから」という理由で塾を選ぶ場合もあると思います。

逆に「友達が通っていないから」という場合もあるでしょう。
本人が勉強して受験をするわけなので、本人の意思も尊重してあげてください。

今回は映像授業の塾は取り上げませんでした。
個人的には中学生にはあまりお勧めできないからです。

もちろん高校生ぐらいになれば、映像授業でもきっちり勉強できる子はいます。

ただ、中学生のうちはある程度「管理」された状態でないとなかなか前に進むことができません。

そういう意味では、塾に通うこと=勉強しているという勘違いも危険です。

塾だけでなく最終的には保護者の方の協力もお子さんには大きな力になるはずです。

志望校合格という大きな目標に向かってまずは一歩を踏み出してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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