鎌倉の十三仏巡りで最高のご供養!と御朱印を頂こう。

鎌倉にはたくさんのお寺、神社が有り色々な所にお参りに行かれていると思います。十三仏参りを始めて聞いたという方もいるかと思います。
皆さんはお寺に行こうかなと思う時はどんな時ですか?僕は凹んでしまってる時や何か報告したい時に伺います。心がスッキリする感じがするからかな。

言われていますのが十三仏詣りは日本独自の信仰になり最高の先祖供養の御参りです、仏さまの中でも十三仏の諸尊は僕たちの身近仏さまとして広く信仰されています。干支の本尊として、僕たちの一生を守って頂き、冥界への旅立ちには中陰から年忌のご本尊さまとして、今生きている現世から未来永劫にいたるまで、僕たちをお導き下さっています。

十三仏とは簡単に言うと、次に生じる世界を決定する審判の順番の事ですね。ご先祖様が通ってこられた道と言う事ですかね。

次の世界とは、仏教で説いている六道輪廻で地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上のいずれかと言う事です。
ご先祖の最高の供養ため年一回は、鎌倉十三仏詣りがおススメです!十三仏専用の御朱印帳もご準備しております、後程ご購入出来るお寺をご紹介致します。

目次

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鎌倉十三仏MAP

鎌倉十三仏の横をクリックすると順番が出てきます!

それでは順番にご紹介いたします。

1番礼所まではバスを使いましょう、その後は歩いて回れます!

一番札所:明王院

こちらが1番礼所なので歩きでも行けますがバスで15分と早く着くことが出来るので是非バスで向かいましょう。
鎌倉駅東口(鎌23・24)⇒「泉水橋」下車で徒歩3分
こちらの本堂は茅葺屋根の作りになっていてとても珍しいなと思います日本だなとその風景をとても感じました。

不動明王ふどうみょうおう(秦広王、初七日)

こちらで専用御朱印帳をご購入できます。

秦広王の裁きを受ける、この審判で行き先が決まらない亡者は三途の川を渡ります。虫とか動物を殺生したかしなかったかを調べて審判します。

【真言】のうまくさんまんだ ばざら だん せんだ まかろしゃだ そはたや うんたらた かん まん
写真がないので【明王院】クリックしてください

 

二番札所:浄妙寺

浄妙寺は鎌倉五山で格式が高いお寺です。派手さは無いんですが特徴は「枯山水」ですね。砂と岩で水の流れを作ったお庭です、お庭を見ながらお茶が出来るのがおススメです。
境内に「石窯ガーデンテラス」お店も有り洋風なランチが頂けます。人気が高いスポットです。手作りパンがとてもおいしかったです。

釈迦如来:しゃかにょらい(初江王、十四日忌)

三途の川を渡ってきた亡者の衣服を奪衣婆で衣服を脱がせ、木の枝にかけて罪の軽重を測ります。また婆鬼が盗業をいましめます。

【真言】のうまくさんまんだ ぼだなん ばく

三番札所:本覚寺

本覚寺は鎌倉で商売繁盛として有名なのと眼病平癒のご利益が頂くことが出来ます。
にぎり福と言うお守りも販売されています、1日1回「にぎにぎ」するとご利益が受けられると言われています。
綺麗にお掃除された境内はすがすがしさも感じられます。日によっては僕しか参拝者が居ない時もあります。常連者が集まる隠れスポットの様な感じさえするおてらです。

文殊菩薩もんじゅぼさつ(宋帝王、二十一日忌)

宋帝王は亡者の邪淫の罪(夫、妻以外の者との関係を持つような行為)について審判する王であります。
【真言】おん あらはしゃのう

四番札所:寿福寺

普賢菩薩ふげんぼさつ(五官王、二十八日忌)
鎌倉駅からも近くアクセスも良いお寺です。北条政子の事をお勉強してから行くと楽しみが増えます。北条政子にゆかりがあるお寺ですからね。鎌倉五山の第3位が寿福寺です。

お寺の公開するエリアが限られています。特別公開の日は見る事の出来るエリアも存在しています。お正月とゴールデンウイークに境内が公開されます。隠れお寺ですよ。

五官王は、五官の罪について裁かれる、帳に記して閻魔王に秦上する役目をされているといわれている。五官とは、目、耳、鼻、口、身の5つの事。
【真言】おん さんまや さとばん

五番札所:円応寺

地蔵菩薩じぞうぼさつ(閻魔王、三十五日忌)

円応寺は十王が祀られているお寺で閻魔大王さんがいらっしゃいます。迫力に負けてしまいますが前でそっと手お合わせると気分がスッキリする感じがします。

生前の行いによって閻魔王に裁きを受ける、うそ、いつわり、言い訳は通じない。そこから、嘘をつくと閻魔様に舌をぬかれるといわれている。人間、天上、修羅、畜産、餓鬼、地獄の六道うちどこに生まれ変わるかを…。
【真言】おん かかかび さんまえい そわか

六番札所:浄智寺

なんと言っても石段が、長い年月ですり減った感じが歴史を感じるお寺です。鎌倉・江ノ島七福神の布袋尊がいらっしゃいます。お腹を触りご利益を頂いちゃいましょう。

弥勒菩薩みろくぼさつ(変成王、四十二日忌)

変成王は、先の五官王の秤と閻魔王の鏡を用いて再びつぶさに善悪を裁定する。
【真言】おん まいたれ いや そわか

七番札所:海蔵寺

薬師如来やくしにょらい(太山王、四十九日忌)
2月・3月に訪れる事が多いお寺さんで梅の花が綺麗なのでたまたまかその時期によく行きますね。
薬師堂に薬師如来像が安置されていますので拝見するだけでも十分価値は有ると思います。十六個の井が有る洞窟も見ないとダメですよ。水のお寺とも呼ばれている由来がわかります!

ここで、亡者は地獄・餓鬼・畜生・修羅・人界・天上の六つの世界への行き先が決定されます。行き先の決まらない亡者は次の王へ送られます。
【真言】おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

八番札所:報国寺

言わずと知れた「竹林のお寺」です。その竹林の多さに圧巻です。若者にも人気が有りちょっとしたデートスポットにもなってます。

観世音菩薩かんのんぼさつ(平等王、百ヵ日忌)

平等王は内に慈悲を含み、外見は恐ろしい姿をしている。亡者は全身を枷で結束され、鞭で打たれ傷だらけになる。努力して功徳を積めば、その善業によって天堂を見るという。
【真言】おん あろりきゃ そわか

九番札所:浄光明寺

勢至菩薩せいしぼさつ(都市王、一周忌)

世界三大美女のひとりの楊貴妃像が有りますので鎌倉の恋愛成就のスポットになってます。石造でもその美しさが解ります。

1年目に亡者が裁かれる都市王。亡者に「法華経」と阿弥陀仏を造立すれば苦を除くことを説く王です。
【真言】おん さんざんさく そわか

十番札所:来迎寺

来迎寺には鎌倉で一番美しい仏像と言われている如意輪観音菩薩がいらっしゃいます。仏像がお好きな方はご存じかと思いますがおすすめのお寺さんです。本堂の扉は開いてないので拝観する場合はお寺の方を呼んで開けてもらいましょう。ちょっと緊張しますよ。

阿弥陀如来あみだにょらい(五道転輪王、三回忌)

五道転輪王は二人の冥官をしたがえて、亡者の煩悩をこらしめて、前非を改めさせて善に導く。
【真言】おん あみりた ていせい から うん

十一番札所:覚園寺

本堂薬師堂はツアー?拝観は1時間位掛けて頂き寺僧さんが境内を案内して頂けます。このお寺さんくらいですかね。案内して頂けるおてらさんは。茅葺きの本堂はやっぱり良いですよ!

阿閃如来如来あしゅくにょらい(蓮上王、七回忌)

阿閃如来は、光明を放って、亡者を安穏ならしめるという。
【真言】おん あきしゅびや うん

十二番札所:極楽寺

大日如来だいにちにょらい(拔苦王、十三回忌)

極楽寺は江ノ電で戻って極楽寺駅で下車します。
極楽寺坂はロケ地としても登場している有名なスポットです。坂道がスポットなんて違う観点で散策出来ますね。かなりくたびれますよ。

拔苦王は、亡者に善をなし功徳を積み、最上の仏果を成すべきと説きます。
【真言】おん あびらうんけん ばざら だとばん

十三番札所:成就院

虚空蔵菩薩こくうぞうぼさつ(慈恩王、三十三回忌)

極楽寺からすぐのお寺です。
余り知られてないが恋愛成就で強力なパワースポットとして実は有名なんです、長谷寺のあじさいと並んで成就院のあじさいも素晴らしい!6月は沢山の人で賑わいます。

忌日が成満する日で、亡者は本有に帰るのでその冥福を祈ります。
【真言】のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか

十三仏巡りの気持ち

鎌倉十三仏巡りは、1日で参拝するのは難しいと思います、2日、3日と日数を有る程度みて回ると良いと思います。1日でも決して回れなくは無いですが、お参りがしっかりできなくなってしまうと思います。清らかな気持ちで余裕を持ってご先祖様の供養をされると良いですね。十三仏ツアーも開催している所もございますのでツアーも中々良いかな!一つ一つしっかりお参りすれば自分自身の気持ちがきっと良くなると思う十三仏の旅ができると思います是非ともコンプしてみて下さい。
スマホ片手に調べながら回るのも楽しいかと思います。

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