アナウンサーになりたい!スクールはいつから通う?金額から内容まで徹底解剖!

アナウンサー

テレビやラジオで日々活躍するアナウンサーやキャスター。
キー局の人気アナウンサーともなれば、原稿を読むだけではなくてタレントさんと一緒になって食レポをしたり、番組を盛り上げる発言をしたりしていますよね!

人気のアナウンサーランキングなども存在し、毎回話題になるなどアナウンサーというお仕事は
いつまでも人々の憧れの職業であると言えます。この記事を読むあなたも「アナウンサーになりたい!」と
憧れる一人なのかもしれません。

今回はそんなアナウンサーについて、お仕事の内容、アナウンサーになるためのスクールについてをご紹介していきます!

かくいう私も高校時代に「アナウンサーになりたい」とスクールに通った一人です。

残念ながら大学在学中に新たな夢ができ、アナウンサーは自分とは違うな、と考え今では、地元のイベントなどで司会をする程度の存在ですが、経験を通じて得たものを少しでもみなさんに提供できればと思います!

目次

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そもそもアナウンサーって?

そもそもアナウンサーとは、一般的にはラジオやテレビで書かれた原稿を読んだり
インタビューをしたりスポーツなどの実況放送をする人のことを指します。

テレビを見ていて「あんな風にかっこよくアナウンスしたい!」「人に一番に情報を伝える役目を担いたい!」など熱い気持ちを抱くアナウンサー志望の方もいるでしょう。

私もそんな一人でした。私の場合ラジオが大好きで、よく聞く地方のラジオ番組のアナウンサーに憧れ「こんな風に人を元気にする人になりたい!」と思ったのが始まりでした。

高校受験の真っ只中の時でした。でもどんな職業でも「なりたい!」と思うだけではなれません。まずはアナウンサーという職業について深く見ていきましょう!

アナウンサーにはどんな人が向いているの?

アナウンサーの適正について、美人じゃないとなれない、滑舌がよくないとなれない、なんて情報が錯綜していますが、そんなことはないと思います。

見た目ももちろん大切です。身なりが清潔でテレビに映ったときの第一印象が良くないと、実際務まりません。
でもそれは顔立ちの話ではないと私は思います。

見た目以上にやはり技術や性格、考え方も大切だと思うのです。
ただ原稿を読むだけではなくて、そのニュースにある本質を理解できるだけの頭脳

インタビューの時に相手の話を十分に引き出せるだけの技術、アナウンスの技術、番組構成の最後の砦(カメラさん、編集さんなどの仕事を最終的に視聴者の目に見える位置で伝える仕事)であるという意識なども大切になってきます。

したがって、美人ならいいというわけではなくて、明るく前向きで笑顔が素敵、頭がいいのではなく、頭の回転が速い人などが向いているのでは?と思います。

技術は努力すれば身に着けられますが、そもそもの性格なんかは変えられませんから。
私も美人じゃないし無理かもと思ったこともありますが、憧れていたアナウンサーに直接お会いできたときに「そんなのどうだっていい。どうしても重要だと思うなら整形したらいい。」

でも私ならそのお金を勉強とか、経験を積むために人と会うために使う!と言われハッとしたのを覚えてます。

アナウンサーって企業務め?

企業

アナウンサーは基本的にテレビ局やラジオ局などの放送局に勤める会社員です。
そのため、アナウンサーになるためにはこれらの企業に就職しなければなりません。

アナウンサーは、その特殊な仕事柄「正社員」として正規雇用で採用している局がほとんどで、採用試験を受けるためには四年制大学もしくは短期大学卒業見込み以上の学歴が必要です。

採用試験は昔から倍率が高いことで知られています。民放のキー局は毎年数人程度しか採用しないのが当たり前ですし、全国各地に地方局があるNHKの場合も、多くても数十人程度しか採用しません。
非常に狭き門となります。各テレビ局やラジオ局では、一般職(制作や管理など)や技術職(カメラマンなど)と分けて、アナウンサー職の募集をしています。

書類審査や面接、原稿読みなどのオーディションに合格した人だけが夢を掴み取ることができるのです。
ほとんどのアナウンサー志望者は、キー局だけでなく全国の地方局もたくさん受けますが、キー局ともなれば倍率は1000倍以上にのぼることも多々あります。

もしも採用試験に不合格だった場合、わざわざ大学を留年して翌年また「新卒」の資格を持って挑戦する人もいるほど人気のある仕事なのです。
アナウンサーを目指すのであれば早い段階から試験に向けての対策をしておく必要があります。私も高校入学後すぐ放送部に入り、技術の習得に励みました。早ければ早いほどいいと思ったからです。

アナウンサーの仕事内容は?

アナウンサーの業務の内容は大きく分けて3つあります。

  • 原稿を読む
  • アナウンサーは、世の中の情報について「正しい言葉」を使い、人々にわかりやすく伝える職業です。ニュース番組の場合は、あらかじめ用意された原稿を正確に読むことが基本的な仕事内容となります。

    ただし、ただ書かれた文字を棒読みで追っているだけでは、視聴者に内容をわかりやすく伝えることができません。

    書かれている原稿の中で「どの部分がもっとも大切な情報なのか?」「どのように抑揚をつけるべきか?」など、内容を自分の中できちんと消化した上で読む必要があります。

  • 取材をする
  • 報道番組や情報番組でリポーターとして出演しているアナウンサーの場合は、自ら番組の企画に関わることがあります。リポーターとして仕事をするうえで重要なのは取材です。

    取材相手と電話をしたりメールでやり取りをしたりしながら情報収集をすることもありますし、ときには現場に足を運んで生の声を聞くこともあります。
    最近ではSNSの中から世間の声を集める取材方法を取ることもあり、情報を収集して整理する能力が必要とされます。

  • 番組を進行をする
  • ベテランのアナウンサーになれば、視聴者に情報を伝えつつ、自ら番組を進行する「キャスター」をすることもあります。また、バラエティ番組などの司会を務める場合には、出演者の発言内容を整理したり進行状況に応じて時間調整を行ったりと、番組を滞りなく進めるための工夫が求められます

    仕事の内容は担当になる番組のジャンルや、所属する企業の方針などによってさまざまかと思いますが、どこにも共通する「アナウンサーの役割」は、「正確な情報を伝える」ということです。

    「情報」というのは事件・事故の最新の状況のこともあれば、政府の方針、スポーツの試合の結果、芸術家の活動内容、各地方都市の取り組みなどさまざまです。

    このような情報を正確にわかりやすく伝えるためには、アナウンスに必要な発声技術や表現力を高めるのはもちろん、幅広い知識を持っていることが大切です。

    私も高校生の時は新聞は地方紙と大手紙2紙をバイト代で購読し、毎日読んでいました。とにかく「知っている」ことがためになると考えたからです。

    特に「社説」や自分が気になった記事などはノートに切り貼りして感想をまとめていました。
    また、もう一つ大事な役割は「番組の雰囲気を作る」ことです。

    共演者であるタレントの意見をまとめたり、コメントしやすいような「振り」を入れたりすることで、番組をスムーズに進行するのです。

    そのために、台本にはない「間」や「場の空気」を読んで、共演者やスタッフに「一緒に仕事がしやすいアナウンサー」と思ってもらえると、信頼を勝ち取ることができるでしょう。
    ただ読む、ただしゃべるだけではない、というのがミソですね!

    アナウンサーに学歴は必要?

    キー局の正規雇用のアナウンサーを目指すのであれば、「四年制大学卒業(見込み)以上」の学歴が必須です。地方局やラジオ局で「短大卒OK」としている場合でも、同じ実力であれば四年制大学のほうが有利になる場合もあるようです。

    そのなかでも、大学名によってアナウンサーになるのに有利・不利があるのか?ということは、みなさんがもっとも気になる点のひとつでしょう。

    キー局では、アナウンサー職のみならず一般職でも東大、京大、早慶、上智、など、いわゆる「難関大学」卒業の社員がとても多いのが特徴です。

    そもそも就職希望者が非常に多い業界であり、難関大学の受験者自体がとても多いのです。
    彼らはそれなりの努力をして大学に入り、学生生活でも高いモチベーションを保って勉強や課外活動に励み、就職を本気で目指している場合が多いようです。

    アナウンサーの就職活動でも、ただ努力をしている人や、高い能力や適正のある人を集めた結果、必然的に難関大学卒業の学歴を持った人が揃っているといえます。

    しかし難関大学出身でも不合格になっている人はたくさんいますし、魅力と実力があれば合格できる可能性はあるので悲観する必要はありません。

    難関大学が有利な点は現役アナウンサーとコンタクトが取りやすい、業界情報や就職情報が手に入りやすいということでしょう。
    なかでも法政大学は教職員や卒業生の有志で作った「自主マスコミ講座」を設置し、マスコミ受験対策に力を入れています。

    また「早稲田大学アナウンス研究会」「法政大学アナウンス研究会」のようにサークルが存在し
    なかには50年を超える長い歴史のある研究会も多く、OBやOGの現役アナウンサーを呼んで指導してもらうこともあるなど

    非常に積極的な活動を行っているサークルもあります。
    同じ夢を目指す仲間にも出会えますし、なにより情報が得られやすいというのはいいポイントですよね!

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    アナウンサーになるために重要な資格ってあるの?

    まず、アナウンサーになるのに、特別に必要とされる資格や免許というものはありません。

    でも「何か少しでも試験で有利になる資格が欲しい」と考える方もいるでしょうが
    実際には「この資格を持っていれば有利」というものはないといえます。

    資格そのものよりもどちらかというと、自分の関心のある分野についてどれだけ勉強をしていうか?経験を積んでいるか?が大切だといえます。

    報道の仕事に携わるかもしれないのですから、一般常識はもちろんのこと、社会経済や政治、国際問題についてもある程度の知識を身に付けておくようにしましょう。

    それに加えて、正しい言葉遣いを覚えること、滑舌よく話せるように練習することなどが、アナウンサーになるための就職試験に合格するためには必要だといえます。

    アナウンサーを目指すために直接関係はありませんが、「話しことば」の技術を客観的に評価するために「話しことば検定」「アナウンス検定」という民間の資格があります。

    私もこの話しことば検定を取得しています。これはNPO法人である日本話しことば協会が主催している検定で、レベルに応じて3級、2級、1級と分かれています。

    年齢や学歴、職歴などの受験資格は特にないので、誰もが受験することが可能です。
    試験は筆記と実技で構成されています。

    1級合格者は「アナウンサー・司会者・俳優など、音声言語の表現者としてプロフェッショナルな活動ができる」とされ、現役のアナウンサーがこの資格を持っていることもあるようです。

    必須ではありませんが、試験内容はとても勉強になるので、実力試しに受験してみるのもよいかもしれません。また、アナウンサーを目指す場合「漢字検定」を持っているほうがよいという声も聞かれます。

    しかしこれは、資格を取得していることそのものが試験に有利になるというよりも、アナウンサーの試験で必ず行われる「原稿読み」において、難読漢字がスラスラと読めるようにという意味で、持っておくと役に立つといわれることが多いようです。

    漢字検定は「日本漢字能力検定」のことで、公益財団法人である日本漢字能力検定協会が主催しています。
    就職のためではなく日本語の学習のために受験する人が多い資格で、小学生から大学生、社会人やお年寄りまで幅広い年齢の人が受験しているのが特徴です。

    必須ではありませんが、アナウンサーの試験対策として漢字の勉強は欠かせません。
    さらに、アナウンサーになるうえでは、日本語だけではなく多言語も習得しておいたほうが仕事の幅が広がることは間違いありません。

    取材相手が外国人の場合は、英語を話せると通訳を介さずに自分の力で取材をできるようになるでしょう。
    社会人になってから学習の時間を取るのは難しいので、大学中に英検やTOEICなどの語学の試験にチャレンジして英語の能力を高めておくといいかもしれません。

    金銭的に余裕がある人は留学をするのもおすすめです。
    つまりあなたの実力をアピールできる資格がいいということですね!

    アナウンサー採用試験の流れって?

    試験や面接

    アナウンサーの採用試験は、いわゆる書類選考ですが近年は紙で提出するのではなく、Web上に入力することもあります。顔写真や全身写真の貼付や、志望動機、趣味・特技、学生時代にがんばったことなどを記入します。
    テーマに沿って書いた作文を提出することもあります。

    しかもこの書類選考の段階でかなりの人数(10分の1程度にまで)が絞られてしまいます。書類で落選してしまうと面接を受けることができないので、アナウンサー志望の学生にとってこのエントリーシートは非常に重要な関門です。

    少しでも合格の可能性を高めるために、モデルやアナウンサー志望の学生に人気のスタジオで写真を撮ったり、アナウンススクールの講師に添削を受けたりして、何度も書き直しながら提出します。

    そして書類審査に合格したら、一次面接に進むことができます。会社によって個別面接の場合と集団面接の場合とがあり、主にエントリーシートに沿った質問がなされます。質問の答えの内容も大事ですが

    どちらかというと声の質や喋り方、容姿の印象、コミュニケーション能力など「アナウンサーとして人前に出ることができるかどうか」をチェックされます。

    さらにカメラの前に立ち、その場で渡された原稿を読む「原稿読み」や、自己PRを行います。カメラを通して審査をされているという緊張感から、声が震えてしまう人や漢字を読み間違えてしまう人、表情が強張ってしまう人も決して少なくはないそうです。さらにフリートークなどの試験もあります。

    相手の話に対してどのような相槌をうっているか、どのような質問を返せるかなど、トークのセンスを見られます。そして二次面接は一次面接とは異なり、個人面接である場合が多いです。

    面接官として、制作部や編成部など、アナウンス部以外の役職者が加わることも多く、ますます厳しい戦いになってきます。そして最終面接です。ここでは役員クラスとの面接になります。

    ここで会社側と志望者側の価値観や思いのすり合わせを行い、最終的に採用するかどうかの判断がなされます。ここをクリアすれば内定です。局によっては、採用試験の途中で筆記試験(一般常識問題など)が実施される場合もあります。

    また、キー局や準キー局における一部の採用試験では、どこかのタイミングで「講習会」というものが実施されることが多いです。講習会とは、現役のアナウンサー指導の下、実地研修のような形でフリートークやカメラテストを行うものとなっています。

    しかし、これも実質的には選考の一部とみなされていることがほとんどであり、第一線で活躍するアナウンサーの目から見て「アナウンサーの適性があるのかどうか」を判断されるシビアな場だといえます。

    講習会に呼ばれるのは、何かキラリと光るものがあると判断された限られた人のみです。ここでがんばっておくことで、一般公募をしていない他の地方局から声をかけられるという人もいるようです。

    アナウンサーになるためにはスクールに通わなくてはだめ?

    アナウンサーについてここまでみてきましたが、採用されるためにスクールに通うことが必須ではないにもかかわらず、比較的大勢の人がスクールに通っているのは、アナウンサーが独学で合格を目指すには難しいということでもあります。

    書店にはアナウンサー志望者向けの本はたくさんありますし、インターネットを使ったり大学の先輩を通じたりして発声法や言葉遣いなど必要なトレーニングの情報を集めることは十分に可能です。

    しかし、もしも独学でやっている練習方法が間違っていたり、自分では「できている」と思っていたことが本当はできていなかった場合、スクールで学ぶ場合のようにすぐに指摘してくれる人はいません。

    間違ったまま変な癖がついてしまえば、それを直すのにかなりの時間がかかるケースもあります。アナウンサーは結局自分で上手い!と判断するのではなく「視聴者や他人から見た印象」で判断されるものです。

    スクールで講師や仲間に自分の姿を見てもらうことは必ずプラスになるでしょう。私もスクールには高校時代から通い始めました。高校の放送部と地方の元局アナが開催するスクールと週に1度大阪で開催されるスクールに通っていました。

    しかもスクールの費用を親は出してくれなかったので、交通費や月謝などのためにアルバイトもしていたので睡眠時間は2・3時間でした・・・。もうとにかく必死でした。

    そこまで、しかも早いうちからスクールに行かなければということはありませんが、スクールに通う周囲の学生たちは、正直本当に凄い人ばかりでした。

    頭がいいのはもちろん、明るくてキラキラ輝いていて「あぁこの人はテレビ映えするなぁ」と思う人ばかりで自分とは圧倒的に違う存在に思えて「早く追いつきたい!こんな風になりたい!」と私を一段と必死にさせました。

    今あなたがアナウンサーになりたいと思っていて、まだスクールに通っていないのなら、ぜひ行くことをおすすめします!

    アナウンサー試験の時期っていつ?

    アナウンサー試験に限らずもともとマスコミ業界の就職活動は、一般企業よりずっと早く始まることで知られており、アナウンサー職は、テレビ局の中でも一番早く採用活動がスタートするのが一般的でした。

    以前は、9〜10月頃のキー局を筆頭に、10〜11月には大阪の準キー局、11月〜12月は名古屋、12月〜1月は札幌・仙台・福岡・広島、そしてそれ以降に他の地方局といったスケジュールで、選考が進んでいたようです。

    しかし、2013年度入社以降の採用活動から「倫理憲章」によって採用選考の時期に関するルールが設定されています。2020年卒の新卒採用活動の開始時期も、大手企業による選考の解禁日が大学4年生の6月、会社説明会は3年生の3月からスタートしています。

    これに合わせて、アナウンサーの場合も以前ほど早くはなくなってきているようです。最近は新型コロナウイルスの影響もあり、アナウンサー試験に限らず試験の在り方が変わっているきているようで、インターネット上ですべて完結するものまであるようです。

    これらの最新情報を得るためにもスクールに通ったり、現役アナウンサーに話を聞いたりすることが大切です。あまり大きい声では言いたくないですがやっぱり「コネクション」は大切です。

    私も情報を得るために地方ですが「コネ」をつくるために奔走していました・・・!

    アナウンサースクールにはいつから通うべき?

    アナウンサースクールに通うべきだとお話してきましたが、いつから通うべきか?と問われれば人それぞれだといえます。

    大学1年生からスクールに入る人もいますし、3年の春試験間近からの人、また留年覚悟で4年生から通う人もいます。私のように高校生からというのはかなり珍しいものです。

    「こうでなければならない」というものはありませんし、あなたが「なりたい!」と思った時点で勉強を始めるのをおすすめします!

    アナウンサースクールってどんなところ?

    まず、アナウンサースクールには、大きく分けて3つの形態があります。

  • 放送局系スクール
  • プロダクション系スクール
  • 独立系スクール 
  • です。
    それぞれのスクールによって受講期間やコース内容が異なり、実況やリポーターなどより専門的なコースを設置しているスクールもあります。
    これらのアナウンサースクールでは主に次のことを指導しています。

  • 自己PR
  • エントリーシート添削
  • 筆記試験対策
  • 発声方法
  • 発音、滑舌
  • 原稿読み
  • フリートーク、パネルトーク
  • 面接対策
  • マナー講習
  • メイク指導(ないところもあります)
  • スクールでは、アナウンサーの基本となる「話し方」「伝え方」のより厳しい対策を行います。
    さらに見た目の印象はとても大切で、マナー講習やメイク指導はプロ同様に人前に出ることを意識した内容となっています。このように、アナウンサーの専門的なスキルや資質を身につけるための指導を行なっています。

    さらにアナウンサースクールでは、各局の募集要項や試験日程をいち早く知ることができます。特殊な業界なので、業界の事情に詳しい講師のいるスクールでは、耳寄りな情報を得られるかもしれません。

    さらに、本格的な採用試験の前に開催される、セミナーやインターンシップの情報も簡単に入手できます。どんな業界の就活もそうかもしれませんが、いかに必要な情報を素早く集められるかも重要です。

    スクールに通っていれば必要な情報、一般では出回っていない情報などを提供してくれるのため、通っていない人たちよりも多く試験やセミナーに参加することができ、その分合格率も上がるのです。

    さらにテレビ局が運営しているスクールには推薦枠がある可能性が高いです。学生リポーターや番組アシスタントのオーディションのサポートも行なってくれるため、アナウンサーの道が開けるチャンスが増えます!

    アナウンサースクールっていくらかかる?

    お金の計算

    アナウンサースクールは専門的な勉強をする場ですので、高いところが多いです。スクールによっても、コースによっても違いますが、1コース受講するのに、おおよそ8万〜15万円程度かかります。

    私の場合はスクールが週1日1日3時間通うもので月4万円でした。さらに大阪へも週1日通っていたのでそれは月3万円(プラス交通費)でした。

    私の場合は比較的安いところでしたが、このようにスクールの場所や受講期間、重視する対策内容によって変化します。コースがいくつかに分かれているスクールも多いので注意してください。

    また、受講料に加え入会費がかかるスクールも多いです。おおよそ1〜2万円程度必要となります。また別途テキスト料もかかります。こうみると決して安くはない金額です。

    もしもあなたがスクールに本当に通うべきか悩んでいる場合は、まず無料で受けられる体験を試してみることをおすすめします!一般企業に比べて身につけるべきスキルが多いため、対策期間は十分に確保するのがベストです。

    付け焼き刃の知識や技能では通用するものではありません。
    随時募集をしているスクールもありますが、募集日程が決まっているスクールもあります。
    まずは各スクールの募集要項をチェックしてみましょう。

    アナウンサースクールに入るまでの流れって?

    アナウンサースクールに入会するまでの流れはスクールによって異なりますので、必ず事前にご自身で確認するようにしてください。

    ここでは基本的な流れをご紹介していきます!まず通いたいアナウンサースクールを探します。

  • 講義内容
  • 料金
  • 期間
  • スクール形態
  • 立地
  • などを鑑みて自分の条件に合うスクールを見つけましょう。
    見つけたら、体験レッスン・説明会・資料等を参考に、入会するか決めましょう。

    お金を払って通うわけですから、入会後に後悔しないスクールでレッスンを受けましょう
    。決意したら、入会の申し込みを行います。インターネットや電話、直接スクールで受け付けているケースがあります。

    各スクールの申し込み手続きの指示に従ってください。そして、契約や受講料の振込等の諸手続きを経て入会します。

    アナウンサースクールを選ぶときのポイント!

    アナウンサースクールを選ぶ時ポイントは、

  • 自分に合うスクールのタイプを選ぶ
  • スクールは大きく分けて「放送局系」「プロダクション系」「独立系」のタイプがあると説明しました。
    「放送局系」はテレビ局が運営するスクールで、ほとんどがいわゆるキー局と呼ばれる大手の放送局です。

    在籍する現役のアナウンサーが講師を務めることも多く、よりモチベーションが高まります。

    目標とする人・場所で学べるのが魅力です。「プロダクション系」は芸能事務所が運営するスクールで、アナウンサーだけでなく、ナレーターやラジオのパーソナリティーなど、様々なコースを設置していることが多いです。

    そのまま事務所に所属するケースもあり、芸能界を考えている人には魅力的です。「独立系」は元アナウンサーが個人で運営していることが多いです。

    私はここでした!少人数制や独自のメソッドによる指導など、各スクールによって特色があります。
    ここを重点的に対策してほしい!という希望を聞いてもらえるかもしれません。

    種類はありますが、学べる内容や対策が大きく異なるわけではありません。しかし、スクールの雰囲気や将来のビジョンによって、あなたに合ったものか見極める必要があります。
    自分がなりたいイメージに合うスクールを選びましょう。

  • 入塾料や受講費用を事前に確かめておく
  • アナウンサースクールに通う費用は学生にとって高額です。
    あとからトラブルにならないためにも、事前に確かめておく必要があります。
    スクールのホームページや資料で確認しましょう。

    入会金やテキスト代が別途必要な場合もあるので、細かいところまで確認するようにしてください。それと親や家族にしっかりと相談し、理解をしてもらった上で、手続きを進めましょう。

    私の場合は「自分の夢なんだから自分で働いて稼いで払いなさい」と親に言われ、半ば「やったるぜ!」というような気持ちでスタートさせました。

    本当にキツかったですが、この経験は今思うと凄くためになったなと感じています。

  • 講師陣が元・現役アナウンサーかどうか
  • 現場のことは現場にたった人間にしかわかりません。なので、経験豊富な講師に学ぶのが一番です。

    採用試験を突破するための知識や技術はもちろんですが、実際にアナウンサーになってからのノウハウを学ぶことができます。また、目指すべき姿ですから、これ以上のお手本はありません。

  • アナウンススキル以外にも就活対策を行なっているかどうか
  • アナウンサー試験も第一関門は書類審査であるES・履歴書からです。
    そのため、発声練習ばかりしてても受からないということです。

    まず書類審査を通過しなければ、せっかく対策したアナウンススキルも披露出来ません。
    基本的な就活対策を固めることができるスクールかどうかも選ぶ上での重要なポイントです。

    また、女性の場合若いうちの自己流のメイクアップではなく、ビジネス受けする身なりの整え方も教えてもらえるところだといいですね。

  • 個人レッスンorマンツーマン指導があるかどうか
  • 大人数のレッスンでは、指導レベルが落ちたり、対策ポイントを見落とされたりすることがあります。
    講師1人当たりの生徒数が多いわけなので当然のことです。

    しかし、少人数制や個人レッスンでは、講師の目が生徒一人ひとりまで行き渡ります。
    同じレッスンでも少人数制や個人レッスンであれば、より深く対策する時間を過ごすことができ、自分の弱点を克服するための対策を効率よく行えるわけです。

    私の通うスクールも少人数だったので、先生に個人的にお時間をもらい分からないところを指導してもらうこともありました。少ない人数だとその人に合ったレッスンが可能なのです。

    アナウンサースクールにはどんなところがあるのか?

    私の場合は地方の小さなスクールでしたが、インターネットで検索すると以下のような大手のスクールがたくさんでてきました。

    日テレ学院
    (例)アナウンサー養成クラス
    大学生・大学院生対象。アナウンサー試験までに必要なことを学ぶ。
    期間と授業回数:5ヶ月間/20回/週1回2時間
    費用:入学金 20,000円
    授業料 115,000円
    合 計 135,000円
    1コマ(2時間)あたり:6,750円
    テレビ朝日アスク
    (例)アナウンサー基礎科
    テレ朝アナウンサーの新人研修とおなじテキストを使用して基礎を学ぶ。
    期間と授業回数:3ヶ月間/10回/1コマ2時間
    費用:入学金 10,000円
    授業料 77,500円
    合 計 87,500円
    1コマ(2時間)あたり:8,750円
    TBSVoice(旧TBSアナウンススクール)
    (例)受験準備プレクラス
    大学1,2年生対象。効率のよい準備の仕方をアドバイス。
    期間と授業回数:3ヶ月間/10回/1コマ2時間
    費用:入学金 10,000円
    授業料 30,000円
    合 計 40,000円
    1コマ(2時間)あたり:4,000円
    アナトレ(フジテレビ)
    (例)基礎コース
    高校3年生、大学生、大学院生、アナウンス技術を学びたい社会人が対象。
    期間と授業回数:2ヶ月間/11回/1コマ2時間
    費用:受講料 82,870円(税込み 89,500円)
    1コマ(2時間)あたり:7,534円
    KEE’Sアナウンススクール
    期間と授業回数:3ヶ月間/12回/1コマ2.5時間
    費用:入会金 10,000円(テキスト代込み)
    受講料 60,000円
    合 計 70,000円
    1コマ(2.5時間)あたり:5,833円

    このように今の時代、検索すればいくらでも有名スクールを見つけることはできます。
    自分に合ったスクールを見つけて、夢への一歩を踏み出してください。

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